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SH-03Cでソフトウェア更新

 SH-03C(LYNX 3D)で初めてのソフトウェア更新が実施された。2011/1/13に発表された一部の緑色FOMAカードで緊急通報用電話番号に発信できない場合がある事象などの改善を図るものだ。

 フィーチャーフォンのソフトウェア更新はプレスリリース後すぐに手動更新が出来たが、スマートフォンでのソフトウェア更新は先日のXPERIAと同様に事前に更新開始日時を指定する方式となっているのが違いといえるだろうか。ドコモからは、前日の2011/1/21に「ドコモ スマートフォン LYNX 3D SH-03C」ソフトウェアアップデートのお知らせとして発表されている。
 手動での更新作業(即時更新)を行う場合は、ホーム画面から「MENU」→「設定」→「端末情報」→「ソフトウェア更新」の順でメニューをたどる。一方、自動更新であれば、初期設定は午前2時~4時の間に更新が行われることになっている。ただし、Wi-Fi接続中は「サーバーへの接続が失敗しました」とのエラーが出るので、事前にWi-Fi接続をオフにしておく必要がある。また、SH-03Cの今回のソフトウェア更新はパソコン等との接続は不要で、端末単体で実行可能である。
 さっそく、即時更新を実行してみた。かかった時間は、数回の再起動を含めて8分程度であり、事前の発表通りだ。

SH-03Cのソフトウェア更新メニュー Wi-Fi接続ではソフトウェア更新はできない


ソフトウェア更新「書換えを開始します」 ソフトウェア更新「ダウンロード中」


再起動してソフトウェアを書換中のSH-03C


Sソフトウェア更新完了。通知エリアにアイコンが表示されている。 ソフトウェアを更新しました


 今回のソフトウェア更新による改善内容は、以下の2点が明らかにされている。
  • 一部の緑色のFOMAカードとLYNX 3D SH-03Cの組合せでの使用時に、緊急通報用電話番号「110」「118」「119」への発信ができない場合がある。
  • スリープモード中に電源ボタンを押しても、スリープモードが解除されない場合がある。

 上記の改善点については、私はすでに白色FOMAカードに無償交換済みであるし、スリープモードの件は実感がなかったので、効果のほどはよくわからない。
 また、お楽しみの「また、下記以外にも、より快適にご利用いただくための更新が含まれています。」の一行が含まれているのは毎度の事ながら嬉しいが、今のところ気がついた改善点は残念ながらない。

【2011/1/22 追記】 通話中の画面レイアウトが変更されている。


 もう一つ、今回のソフトウェア更新には、ドコモから「2011/1/22から数日間、Androidマーケット及びドコモマーケットで提供されているアプリケーションの一部が正常にダウンロード/インストールできない事象(マーケット上の一覧に表示されない)が発生する可能性がある」旨の留意点が示されている。
 ダウンロードなどは試していないが、Androidマーケットの表示自体は正常に行われているように見える。

【2011/1/23 追記】 
 マーケットの「マイアプリ」から、spモードメール、トルカ、ATOK(Trial)といったアプリが消えていることを確認した。
 また、電子書籍ストア2Dfactoの購読アプリ「BOOKストアアプリ」をダウンロードしようとしても、「リクエストされたアイテムは見つかりませんでした。」とエラーが表示される。

【2011/1/26 追記】


 ちなみに、「端末情報」を確認すると、ビルド番号が「01.00.00」から「01.00.03」に変化していた。

更新前のSH-03Cのビルド番号「01.00.00」 更新後のSH-03Cのビルド番号「01.00.03」


【参考】

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