At First

SH-01Aからリモート録画予約

 SH-01Aにプリインストールされているiアプリ「Gガイド番組表リモコン」と対応するハードディスクレコーダーで実現できる機能に、外出先からのテレビ番組のリモート録画予約がある。「Gガイド番組表リモコン」は、番組表を見たり、携帯電話の赤外線機能を利用してリモコンとして利用できたりする老舗のアプリであるが、2006年5月からリモート録画予約機能が搭載され、利便性が向上した。

 この機能に対応するハードディスクレコーダーは、パナソニック製とソニー製の一部の機種であり、当然、ハードディスクレコーダーをインターネットに接続していることが条件となる。

Gガイド番組表リモコンアプリの説明画面 録画機器選択画面


 携帯電話のアプリ側で利用するハードディスクレコーダーの機種を選択すると、通信により、登録パスワードが発行される。

登録パスワード送信画面


 一方、ハードディスクレコーダー側では「リモート機器登録画面」を表示させておく。画面に登録パスワードを入力するか、赤外線通信を使って転送すれば、SH-01Aがハードディスクレコーダーのリモート録画機器として登録される。

SONY BDZ-T90でのリモート機器情報画面


 ここまでの準備が完了していれば、実際のリモート予約操作は簡単だ。
 番組表から録画したい番組を選択して、「リモート録画予約」→「予約」を選択。内容と録画モードを確認して「予約実行」をクリックすると、携帯電話から自宅のハードディスクレコーダーに情報が送られ、予約操作が完了する。

番組表から録画したい番組を選択 予約内容を確認

リモート録画予約実行確認 予約完了


 ハードディスクレコーダーで確認すると、確かに予約できている。

リモートで録画予約ができている


 実は、アプリ側からハードディスクレコーダーに録画されている番組のリストを確認できる機能も搭載されている。
 現在できることは、タイトルの確認と保護設定や削除だけであるが、著作権上の整理がつけば、自宅のハードディスクレコーダーに録画されている番組を外出先の携帯電話で見ることも難しくないように思える。

 対応するハードディスクレコーダーが限られていたり、録画条件に制限があるなど万能ではないが、急に帰宅時間が遅くなったり、録画したい番組を外出先で知ったときなどに重宝する、あるとうれしい機能だ。
 余り注目されていないようだが、携帯電話とネット家電がうまく融合して実現している機能である。


【参考】

最近の「昔使っていたSHARP製端末」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事