現在のままのデザインであれば、2月になると過去の記録が見られなくなるので、昨年12月分までの燃費のデータをまとめておく。このパーソナル・ホームページで13か月分のデータが保存・表示できれば丸々1年間の動きを見ることが出来るのだが、下のグラフは2月の下旬から本日時点までの実質約11か月分のデータとなっているので、ご了解いただきたい。
さて、昨年12月末時点で集計すると、走行距離が9,613kmであるのに対し、消費した燃料は473.1klで、単純に燃費を割り算をして求められる燃費は、20.3km/Lであった。前車の初代シビックハイブリッド(ES9)の生涯燃費18.1km/L(燃費計)と比較すると、これからの厳寒期には燃費の向上が見込めないとしても、約2km/L向上したことになる。
一方、アイドリングストップで節約した燃料は37,490ml。単位を揃えると3.749klになるので0.8%ほどの節約効果ということだ。この数値には巡航時にモーターアシストによって節約したガソリンは含まれていない。
グラフを見ると、車内温度が上がりエアコンを多用する夏場は確かに燃費が悪くなっているが、それよりも冬場の落ち込みの方が大きいことが分かる。
インサイトには、エコアシスト機能で、「運転がどんどんエコになる」というウリがあるが、その効果よりも月ごとの車の使用状況や季節変動の波の方が大きいのが現実のようだ。来年のちょうど今頃、これからの1年間の燃費データと現在のデータを比較してみれば、エコドライブの「上達ぶり」が確認できるのかもしれない。