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At First

インサイトの夏タイヤをPlayz PX-Cに交換した

■4シーズン目で交換

 2009年2月の購入から今年で8年目になるインサイトの夏タイヤを交換した。前回は2013年3月に交換しているので4シーズン目に入ったところ。そこそこ浅くなっている溝と側面のひび割れが目立ってきていたが、今シーズンは大丈夫というのがディーラー整備担当の見立てだった。

 しかし…と考える。
 我が家のインサイト(ZE2)は来年が9年目の車検であり、車齢10年を超える頃にはそろそろ買い換えが見えてくる。購入資金のアテはともかく次々回2020年2月の11年目車検を通すとは考えにくい、という「残り4年未満」の前提で考えると今シーズンから夏タイヤを履き替えておく方が満足感が長く続きそうだ。
 現在、履いているのはヨコハマタイヤのBluEarth-A。特殊な走り方をするわけでもないので並べるような御託は持ち合わせていないが、冬タイヤのBLIZZAK VRXの方が走行音が静かで、夏タイヤに履き替えた直後はノイズが気になるのが今思いつく不満だ。そこで今回のテーマを「静粛性を求めて、今より少しだけ良いタイヤ」と設定する。

■ブリヂストンのPlayzをチョイス

 タイヤ専門店で相談すると、今と全く同じヨコハマタイヤのBluEarth-AとブリヂストンのPlayzを示された。価格はBluEarth-Aの方が若干安く出来るとのことだったが、早めに交換するのに同じ銘柄というのも納得できないのでPlayzを選択した。価格は交換作業料など全てコミコミで48,300円。
 実のところ、私は名前から受けるイメージからPlayzを普及品だと思い込んでいた。しかし、ブリヂストンのWebサイトでブランドのチャートを見ると、安全性と経済性を謳う低燃費タイヤのECOPIAやスポーツ走行向けのPOTENZA、乗り心地を重視したREGNOなどの銘柄の中で、Playzは「運転中の疲れにくさをお求めのお客様へ」と理解に苦しむコピーが付けられていたが、ECOPIAよりは上位にある「中の上」らしい。
BRIDGESTONE Playz PX-C


 さらに調べてみると、インサイトのタイヤサイズ175/65 R15 84Hに合致するブリヂストンタイヤは、Playz以外にはECOPIAとベーシックタイヤのNEXTRYしかなく選択肢は少なかったようだ。中でもPlayz PX-Cは軽・コンパクト用として、ハイト系ワゴンのふらつきを軽減したり、小回りや据え切りによる偏摩耗を抑制する設計となっている。静粛性は特段訴求されていない。ちなみにラベリング表示は、転がり抵抗係数が「A」、ウエットグリップ性能は「B」でBluEarth-Aと変わらない。
 そもそも全高の低いインサイトでふらつき軽減効果があるのかは疑問だし、タイヤサイズが小さいのが理由と判っていながらも「コンパクトカー」という分類に違和感を抱えながらの購入となった。
For COMPACT CAR 175/65 R15 84H

Playz PX-C トレッドパターン


■ロードノイズが小さくなった!

 …失敗だったか?と後悔をし始めつつ、さっそく路上に出てみる。
 夏タイヤ同士の履き替えだったのですぐに違いが実感できた。ロードノイズがBluEarth-Aに比べて低い音に押さえ込まれている。無理矢理に文字で表現すると「シャー」が「コォー」に変わった。冬タイヤBLIZZAKへの交換直後の感覚に似ている。これだけで交換した価値は十分にある。
インサイト(ZE2)へのPlayz PX-Cの装着イメージ


 「疲れにくい」を実感するのはなかなか難しそうだが、しばらく走ってみた限りで特段の不満はない。タイヤの不安と不満が解消できて結果としては満足している。
 


【参考】

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