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GPS機能で位置情報を利用

 SH-01Aで写真を撮影したときは、位置情報を付加するようにしている。後になって振り返って見たときに記録として面白いだろうという軽い気持ちで始めたものだが、Google Picasaでは「ジオタグ」の機能の一つとして、Google Earthと連携して地図上に写真をプロットすることができる。これを眺めているだけでも十分面白い。
 Cyber-shotケータイ SO905iCSには、撮影した写真にGPSの位置情報を自動で付加できる機能が搭載されていたが、SH-01Aにはそこまでの機能はないので、撮影と現在地、さらには位置情報の付加という3段階の作業が必要となる。

 SH-01Aでカメラ画像に位置情報を付加するには、事前に現在地確認を行うのではなく、撮影直後にサブメニューを開き、「位置情報貼付」を選択するのが早い。この場合は、すぐに現在地確認が行われ、撮影した画像に位置情報を貼り付けることができる。
 ただし、このサブメニューは撮影後に画像を端末内やmicroSDカードに自動的に保存する「自動保存モード」をONにしていると表示されない。「自動保存モード」は、カメラ起動時に「サブメニュー」→「カメラ設定」の中にメニューがある。

撮影直後に「位置情報貼付」


 自動保存モードをONにしていたり、撮影前に位置情報を取得したりする場合は、GPSボタンを長押して現在地確認を実行することになる。

現在地確認中現在地確認完了

 GPSボタンの長押しから確認完了までにかかる時間は10~30秒程度。GPSの衛星が捕まりやすい場所にいるときは早いが、屋内などでは時間がかかることがある。また、基地局情報を併せて利用しているようで、基地局が近くにある場所では測位レベルが高い位置情報が得られることが多いように感じる。
 数年前に比べて、携帯電話の内蔵GPSの精度が高まった気がするのは気のせいだろうか。

 さて、マイピクチャからカメラ画像を選択して位置情報を付加する時は少々注意が必要だ。
 一覧画面で位置情報を付加したい画像にカーソルを合わせてから、サブメニューの「位置情報」を選択しても、付加する情報を選択した後に再度画像を選択することになる。つまり、一覧情報で画像にカーソルを合わせるという行為は選択を意味していないのだ。「2度目の」画像選択の画面ではチェックボックスが表示され、この段階で初めて画像を選択していることに気づくのである。
 この操作を後戻りなく行うには、一覧画面ではなく、個別の画像を開いた状態でサブメニューの「位置情報」を選択すればよい。

一覧画面で「位置情報付加」を選択しても、対象画像を選択したことにはなっていない位置情報付加完了

 最後に、毎回同様の指摘になるが、このメニューの中では「位置情報付加」と「位置情報貼付」が混在している。この両者が使い分けされているとは思えず、次期以降のモデルではメニューの表記統一が必要だろう。

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