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ELUGA X、6回目のソフトウェア更新は「機能バージョンアップ」で実施

 ELUGA X(P-02E)に通算6回目のソフトウェア更新が2013/9/19から提供された。もうすっかり手慣れた作業のはずだったが、今回はちょっと勝手が違った。

 「設定」メニューから「端末情報」を開き、「ソフトウェア更新」をしたのだが「ソフトウェア更新の必要はありません」というメッセージ。慌ててドコモのWebサイトで製品アップデートを確認してみると、確かに今日から開始されているはずだ。
 同じWebページでアップデート手順を改めて確認してみたところ、どうやら今回は「機能バージョンアップ」のメニューを使用することがわかった。

「ソフトウェア更新の必要はありません」のメッセージ 「機能バージョンアップ」を選択:


 機能バージョンアップから、「ソフトウェア更新」ではなく「機能バージョンアップ」を選択。ここがポイント。

「サーバーから更新」を選択 「機能バージョンアップ」の実施確認画面


 73MBの新しいソフトウェアが公開されていることが確認された。この画面から更新に要する時間は16分。

最新のソフトウェアが見つかった 機能バージョンアップによるソフトウェア更新の予定所要時間は16分


 だが、しかしこの時点での電池残量は51%。残念ながらソフトウェア更新を行うには電池残量が不足している旨のメッセージが表示され、更新は中止されててしまった。そういえば、ELUGA Xを購入した初日にも同じことがあったような… orz
 10分ほど充電して残量が56%になったところで再度「今すぐ更新」をタップしてすると、無事に更新作業が再開され、端末の再起動が始まった。今回の更新では、フル充電の必要はなかったようだ。

電池残量51%ではソフトウェア更新が実行できず 10分後電池残量56%で更新を再実行したところ更新が再開し再起動


 その後、数回の再起動を挟んで更新作業が完了した。

ELUGA X、ソフトウェア更新中


 機能バージョンアップのメニューには「更新結果」という項目があるので開いて確認すると、更新日時と更新バージョンが記録されていた。更新日時は実際の時間より9時間ずれているので、グリニッジ標準時だろうか。

機能バージョンアップによるソフトウェア更新が完了。 機能バージョンアップの「更新結果」画面


 ELUGA Xの端末情報を確認しておこう。ベースバンドバージョンが「101039_DCM_01.03」から「101060_DCM_01.05」に、カーネルバージョン中の日付は2013/6/11から2013/8/29に、ビルド番号は10.0767から10.0798にそれぞれ更新されている。
 過去5回のソフトウェア更新ではベースバンドバージョンは「101039」のまま変わらなかったのだが、今回は「101060」に大きく変化している点に注目だ。

機能バージョンアップ前の端末情報:ビルド番号は10.07667 更新後のELUGA Xの端末情報:ビルド番号が10.0798に


 さて、今回の更新は伝言メモリスト閲覧時に、電話帳に登録された名前が表示されず、電話番号が表示される場合がある。事象の改善と、「Play ゲーム」アプリの追加とアナウンスされている。前者の事象については自分自身は体験していない。「Play ゲーム」はGoogleが提供するゲームサービスでGoogle +と連携してプレイ情報等を共有するもののようだ。



 同じメニューに並ぶ「ソフトウェア更新」と「機能バージョンアップ」の違いはよくわからない。漠然と機能バージョンアップの方がよりシステムの深い部分を更新するようなイメージを持っているのだが、今回示されている更新内容がそれにあたるのだろうか。
 まだ実施予定さえ明らかにされていないのだが「Android 4.2へのOSバージョンアップに向けた準備行為」が含まれているんじゃないだろうかと根拠なく考えているところだ。


【参考】

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