スマートフォンでは、ホーム画面に配置される透明なウィジェット上を横移動するようになったひつじのしつじくんとメイドのメイちゃん。タップすると、「マチキャラ全画面アプリ」と呼ばれるアプリが起動する。左がひつじのしつじくんバージョンで2009年11月からしばらく使われたひつじの執事室のデザインだ。右側がメイドのメイちゃんバージョンで、iコンシェル開始当初の2008年秋から使われていた初代のひつじの執事室のデザインだ。
執事室の中を歩き回るひつじのしつじくんとメイドのメイちゃんは、ランダムに様々なコスプレを披露してくれて、ややネタバレっぽくなっている点には注意が必要だ(なにが?)
マチキャラウィジェットは購入時にdocomo Palette UIに配置されているが、複数のホームアプリ上に設定できるのは1つだけに制限されているので、LGホームを含めて他のホームアプリに配置しようとすると「既に設定されています」と表示される。その場合は、docomo Palette UIからマチキャラウィジェットを削除した上で新しいウィジェットを配置すれば、任意のホームアプリ上にマチキャラウィジェットを配置できる。
もう一つ、全画面マチキャラアプリから開く設定画面に「マチキャラ表示設定」というメニューがある。マチキャラ表示をOFFにすると、その名の通りマチキャラが表示されなくなる。このままホーム画面に戻ると、透明なウィジェットになってしまうので注意が必要だ。もっとも不在着信やメールの未読があると、メッセージだけが表示される。
スマートフォン版のひつじの執事室には、「きせかえクローゼット」というコーナーがあり、docomo Palette UI用のきせかえコンテンツが提供されているのであわせて紹介しておく。
ドコモが提供するホームアプリ「docomo Palette UI」は、同じく2011-2012冬春モデルのAndroid 2.3搭載スマートフォン向けにプリインストールされたバージョンからデザインを変更する「きせかえ機能」などの機能が追加された。
きせかえによってデザインが変更される範囲は、ホーム画面とドロワーにあたるアプリケーション画面の2つだ。
Optimus LTE標準の「スピード」と名付けられたきせかえコンテンツは、「Optimus LTE独自のスピード感があふれるデザインです。」とのこと。
ひつじの執事室の「きせかえクローゼット」で配信されているのは、ひつじの執事室やメイのお部屋をイメージしたというきせかえコンテンツと、季節をイメージしたオリジナルきせかえコンテンツだ。
みかんが置かれたコタツのある部屋でひつじのしつじくんがくつろいでいる。アプリ画面は雪の結晶がデザインされているようだ。
これらひつじのしつじくんやメイドのメイちゃんが登場するきせかえコンテンツは、大きなサイズのキャラクターが壁紙にデザインされているのが特長だ。
壁紙だけなら、LauncherPro等他のホームアプリとセットで利用することもできる。
docomo Palette UI自体は、軽快に動作するホームアプリを求めるユーザーからは高い評価を得られている状況ではないと認識しているが、壁紙とデザインされたボタンやアイコン等をセットで「きせかえコンテンツ」として提供するサービスは見ていて楽しい。
もっとも、標準で配置されているウィジェットはいずれも画面に占める面積が大きくて、純粋に壁紙を楽しむのはやや厳しいようにも思えるところだ。
【参考】
- しゃべってコンシェルアプリが更新。ひつじのしつじくんが高精細に生まれ変わる (2015/9/8)