TOMO's Art Office Philosophy

作曲家・平山智の哲学 / Tomo Hirayama, a composer's philosophy

30を前にして思うこと

2011年02月16日 | 哲学的考察
自分も今年で30を迎える。
10、20の時に何か大きな変化があった、と言う訳ではないが、ひとつの節目ではあるだろう。

30を前にして一つ大きな迷いがある。
それは今後も今の仕事、職業を続けていくか、ということ。
一言で言うと今の仕事に積極的なモチベーションを見出だせないことが悩みなのだ。

適性はある。自分で言うのもなんだが、今の仕事は人並み以上にできるし、
それなりの評価、ポジションも与えられている。
ただ周りの人達。この仕事に情熱と飽くなき探求心をもつ人達をみたときに、
自分もそういうふうになれる(なりたい)とどうしても思えないのだ。

夢はある。大好きな音楽や芸術、哲学と関わる生き方をしたいと思っている。
だが、経済的に非常に厳しい世界。妻も子供もある身。
それで食べていくのは現実問題としてむずかしい。
(かといって諦める気は毛頭ないが、無茶が出来る立場でもない)

先日、会社の社長と話をしたところ、人生にはストックしていくものが必要だと言われた。
やはりある程度時間をかけて積み上げていくことが力になるものがある。
いつまでも同じ体力で走り続けられるわけではないのだから、どこかで何かをストックして行かなきゃならんと。
ただ今後その何かの範囲はどんどん絞られていくぞ…と。

四月から娘は小学校へ、自分は大連へ単身赴任が決まっている。
大学時代に結婚したこともあり、人生で初めての一人暮らしになる。これもよいタイミングかもしれない。
自分の方向性をじっくり悩んで来たいと思う。

ちなみにこのブログ、会社の仲間や上司もチェックしているらしい…。
が、ブログに会社的タテマエを持ち込む気はさらさらないので、
変わらず自由に発言を続けていくつもりである。

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