上海下町写真館2014

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上海ライフ:魯迅公園が改装オープン-虹口区

2014-11-02 06:00:00 | 上海ライフ

1.公園南門
公園の始まりは1896年、租界工部局が農地を買い取り租界義勇隊の射撃訓練場を設けたことだそうですが、
その後西側を運動公園として整備し1905年に外国人向けにテニスコートやサッカー場、ゴルフ場などを開園しました。
1928年以降は中国人にも入園が許可されました。

上海事変終結後の1932年、日本の戦勝祝賀典で朝鮮独立運動家の投げた爆弾により、白河陸軍大将が死亡、重光公使が片足を失うなどの重傷を負いました。
日中戦争中は日本軍の弾薬庫として使用されていたが、新中国成立後再び整備され、1988年には魯迅公園と改称されました。

2.公園地図



中国の大きな公園はどこも夜間は閉鎖されますが、夏場の朝は5時から開園しています。
但し、どこもペットの立ち入りは禁止されています。

3.公園の説明



「1932年の虹口事件」のことが記載されています。

4.ポプラの大木



古い公園は100年は経つような大きなポプラが育っています。

5.中国式泉水



比較的現代的な造園です。

6.桜の贈呈



1993年に日本の旅行団体が桜の苗木1000本を寄贈したとあります。

7.中日友好の記念時計



1984年には中日青年友好の記念時計が贈呈されました。

8.中日青年世代友好



その記念時計。

9.舟遊び



公園内は大きな池が面積を占め、舟遊びが楽しめます。

10.茶館



南門すぐに上海の伝統的な建築様式の茶館が建っています。

11.魯迅墓



1956年に公園内に魯迅の墓が建てられました。

この後、魯迅記念館に立ち寄ってみます。

撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS


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