4/27のギリ平成中に『タンク・バトルズ 鉄獅子の詩(うた)』が竹書房よりリリースされる予定です。
収録作品の当ブログ該当記事は以下です。
「戦×叫~バトルクライ」前編・中編・後編
「街道上のムィシュ」前編・後編
「鉄獅子残侠傳」前編・後編
ぜひ、お手にとっていただき、ご一読を!
‥‥‥
『タンク・バトルズ(戦車戦)』という単行本タイトルは、ベルトルト・ブレヒトの詩の題名から引用しまして、原語のタイトルは
『Ich lese von der Panzerschlacht』
です。
内容は1940年のドイツのフランス侵攻に取材したものです。
ブレヒトといえば、ミリ界隈ではペキンパーの『戦争のはらわた』〔1977〕のラストに引用されているアレです。
そういう意味でミリものとして由緒?を感じつつ、わかりやすいタイトルでもあるなあということでつけてみました。
『鉄獅子の詩』というのは、「詩」を「うた」と読ませるのが「野球狂の詩」やら「流浪の詩」やら「永遠の詩」やら大好きだからで、ヴェンダースの『Der Himmel über Berlin』の邦題『ベルリン天使の詩』〔1987〕の言葉の響きをなんとなく踏襲?しました。
踏襲といえば、カバーイラストもそうで、既視感(!)を感じるのは気のせいでなく、はからずも今話題の『気分はもう』の高荷画伯によるカバーイラストの構図をなんとなく踏襲しているからであります。
そのカバー画、最近流行?のカラーリングは編集部がイラストレーター氏(Yumi Yaoshidaさん)に発注して別途塗っていただくというやりかたでこしらえました。
ヤオシダ氏に線画をお渡しして、塗ってもらったデータをもどしてもらい、最後の仕上げ的に萩原がレタッチしています。
なので、戦車の装甲の質感など自分のタッチとはかなり異なり、写実的で新鮮です!
本書の電書版のリリースも4/27同日の予定のようですが、実は竹書房からはその4/27にもうひとつ電書がリリースされる予定でして、これは電書のみですが商品ページが各販売サイトに設けられたら、告知します。
タンク・バトルズ 鉄獅子の詩 (バンブーコミックス) | |
萩原 玲二 V号戦車パンターA型(独) vs. T26E1改スーパーパーシング(米) SU76M自走砲(ソ) vs. 超重戦車マウス(独) M4A1中戦車シャーマン(米) vs. 四式中戦車チト(日) 1945年3月、ドイツ西部。 1945年4月、ドイツ東部。 1945年5月、フィリピン。 大戦末期に最前線で生死をかける、男たちの熱き戦いが始まる! ! | |
竹書房 |
タンク・バトルズ 鉄獅子の詩 (バンブーコミックス) Kindle版 | |
萩原玲二 | |
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