![]() | 血だるま剣法・おのれらに告ぐ |
青林工芸舎 |
![]() | 血だるま剣法・復讐つんではくずし 平田弘史 (著) 呉智英(解説) |
「血だるま剣法」 初出は1962(S37)年で日の丸文庫刊。刊行後1ヶ月で解放同盟の抗議を受け回収・絶版に。 | |
ラピュータ |
某グルメ漫画の鼻血ブーの件について、たとえば平田弘史先生の大傑作「血だるま剣法」を、呉智英先生の完璧な解説・釈明もとっぱらって、「伏字などもってのほか!」として、そのまんま復刻するような侠気あふれる編集部・出版社であれば、誰も文句はいっていないと思う。
「表現の自由」は「偏見は悪」に勝るというイデオロギーは、それはそれで尊重されねばならぬ。
で、実家が南相馬市(旧・原町市)の某漫画家としては、原発事故後何度も帰省しているし、飯館村の空間線量が2μSv/hくらいあったとき(2011/7)に村内をふらふらみてまわったりしたけれども、体調が悪くなったとか、まして鼻血が出たとかいうことは、いっさいない―――ということは、とりあえず証言しておきたい。
むろん両親、親戚縁者から、そういう症状のひとがいたという話も、まったく聞かない。
それよりも、鼻血と低線量被曝とを結びつける非科学というか、魔術的思考にいたった心理のほうが、よほど気になる‥‥‥
参考↓
南相馬市原町区 2011-7-16(1) - 怠惰なひな菊
Caesium - 怠惰なひな菊
南相馬市原町区 2011-7-16(2) - 怠惰なひな菊
南相馬や飯館の空間線量は、現在↑の時期の半分以下という印象である。