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怠惰なひな菊

漫画家・萩原玲二(はぎわられいじ)の怠惰なブログ(2006~2019)

血だるま剣法

2014-04-29 15:50:33 | 漫画
血だるま剣法・おのれらに告ぐ


青林工芸舎

血だるま剣法・復讐つんではくずし
平田弘史 (著) 呉智英(解説)

「血だるま剣法」 初出は1962(S37)年で日の丸文庫刊。刊行後1ヶ月で解放同盟の抗議を受け回収・絶版に。

ラピュータ


某グルメ漫画の鼻血ブーの件について、たとえば平田弘史先生の大傑作「血だるま剣法」を、呉智英先生の完璧な解説・釈明もとっぱらって、「伏字などもってのほか!」として、そのまんま復刻するような侠気あふれる編集部・出版社であれば、誰も文句はいっていないと思う。

「表現の自由」は「偏見は悪」に勝るというイデオロギーは、それはそれで尊重されねばならぬ。


で、実家が南相馬市(旧・原町市)の某漫画家としては、原発事故後何度も帰省しているし、飯館村の空間線量が2μSv/hくらいあったとき(2011/7)に村内をふらふらみてまわったりしたけれども、体調が悪くなったとか、まして鼻血が出たとかいうことは、いっさいない―――ということは、とりあえず証言しておきたい。

むろん両親、親戚縁者から、そういう症状のひとがいたという話も、まったく聞かない。

それよりも、鼻血と低線量被曝とを結びつける非科学というか、魔術的思考にいたった心理のほうが、よほど気になる‥‥‥


参考↓

南相馬市原町区 2011-7-16(1) - 怠惰なひな菊

Caesium - 怠惰なひな菊

南相馬市原町区 2011-7-16(2) - 怠惰なひな菊

南相馬や飯館の空間線量は、現在↑の時期の半分以下という印象である。



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