わんこお嬢さまとの日々、その他諸々

わんこは5歳になりました。子供の頃にあんまり抱っこしてなかったから?なのか、スキンシップを嫌がります( ;∀;)

失業保険、役に立たねぇ……(泣)

2018-11-25 | 日々の雑感
先月末でパートを辞めた。
入社時オーナーが「うちは労務関係しっかりしてんですよ。だからちゃんと雇用保険にも入りますから!」って誇らしげに言ってた時、
「たかだかパートなのに何言ってんだか。でも辞めたら失業保険貰えるんだな」くらいの認識しかなかった。
そのオーナー兼上司が曲者で、仲間が一人二人と辞めていきとうとう私も耐え切れず辞職。
だから「辞めなきゃよかった!」とは思わないが、
マジ失業保険、役立たねぇ!

離職票ととともに届いた「離職されたみなさまへ」っていうしおりを読んでびっくり仰天。

「厚生年金貰ってる人は失業保険を貰っている間、支給停止ですよ~!!」
ここで虎狸は破綻。
年金ダイヤルの人も「どちらを貰うか、支給金額を考えて慎重に」とな。
差はおよそ二万。
かなり大きいので、一応すべての書類を整え、いざハローワークへ。
そこで二回目のSHOCK!

「自己都合事由なので、支給の開始は3か月後です。求職登録が完了した時点(明日か明後日)で年金もストップします」
え?ええ~~~~~~~!!!
3ヶ月無給かい……。

「年内は年金+失業保険で少しのんびりしつつ、年が明けたら就活しよ~♪」
との目論見は脆くも崩れ去ったのである。

てな訳で急遽就活開始!!
中学生担当講師はどこも不足がちなので探すとすぐに見つかるのだが、夜10時までなのよね~。
ふぇ~~ん。
夜は早く家に帰りたい年頃なのだ。
近くのスーパーは色々な時間帯があるけれど、時給がなぁ。
わんこお嬢様との「縁側で日がな一日日向ぼっこ」生活はまだまだずう~~~~~っと先だな~(泣)。

人は何故羽生結弦に惹かれるのか ~番外編~

2018-11-24 | 散文
まだprologueしか書いてないのに、番外編とはこれ如何に……。
てへへ。
でもタイムリーな(まだ使える?死語じゃない???)話題だし、私なりの思いもあるので書きます。



『喜べない羽生らしいV「けが」細心注意を』という小塚崇彦氏の記事について、である。
小塚氏は『「けがをして頑張る」のではなく、「けがをしない」という予防も含めて、どう克服していくか(後略)』と言っているが、本当にその通りだと思う。
理由はただ一つ。
羽生結弦が怪我をするのはもう見たくないからだ。

メディア報道はどれもこれも怪我を乗り越え優勝した羽生の凄さを強調する。
付け焼刃ではあるが、最近仕入れた「軌道がカーブのジャンプとストレートなジャンプがあるので、ジャンプ1つ変更するのも並大抵のことではない」とか「練習してきた構成を変えるのはただでさえ混乱するのに、予定したジャンプの7つの内6つを変更するなぞ常人技ではない」とか「一度も練習したことのない構成で滑るなんて普通は出来ない」とかといった事実を知れば知るほど、怪我のあと数時間であの演技をした羽生のアスリートとしての技量が別次元なのもよく分かる。
ロシアで滑りたかった彼の選択も尊重する。
だからこそ、怪我をせずに、彼の言う「素晴らしかったと言って貰」らえるを演技をして欲しかったし、見たかった。
怪我をして構成を落として、落とした構成のエレメンツをミスしても勝てるほど彼は強い。
けれど、見たいのは「怪我をおしての優勝」ではなく、何の憂いもなく世界初の4Aを美しく決めて「圧倒的に勝」つ羽生のパフォーマンスだ。

たられば、の話だ。今更なのも十分わかっている。でも疑問がある。
あの時、4Loを飛ぶ必要はあったのだろうか。

現地観戦の方々のツイッターからは、4Loがしっくり来ていない様子が伝わっていた。
フィンランド杯の時も同じようだったのは試合後のインタビューからも伺える。
しかし本番ではクリーンではなかったにせよ着氷した。
だからロシアでも「本番では飛べるだろうから、今はやめておこう」という選択はなかったのかと思うのだ。
perfectionistな彼のことだから、現地入りする前に納得のいく練習を積んできたに違いない。
Orserコーチもpeakingの話の中で、run throughでは何回もノーミスで滑ることがあると書いているし、また羽生はやるべき時にやることをやれるとも言っている。
つまり、本番で飛べる可能性はかなり高いと言えるのではないか。

全てのジャンプは右足で、それも左のエッジだけで着氷するのだという。
佐野稔氏はジャンプの練習をしていれば、軽い捻挫はよくあることと話していた。
羽生本人も昨年の複雑な右足首の損傷以降「(足首が)緩い」という表現を使って現在の症状を語っている。
それを踏まえると、あの大怪我以前と以後では右足首への「信頼度」を変えなければならなかったのではないだろうか。
2018-2019シーズンは第一戦から二戦までおよそひと月、二戦から三戦までは二週間。
その間一体何回ジャンプを飛んだのだろう。
着氷の衝撃を考えれば例年通りでいい筈がないと思う。
たとえ体調がよく体の切れもよくても、だ。
「本番でちゃんと飛べるように、温存しておこう」と慎重になれなかったか。
いつも「全力!」を標榜する羽生には難しいことなのかもしれないが、いい意味での「ま、いいか」的なお気楽さを身に付けていい気がする。いや、身に付けてほしい。

フリー後の一問一答で羽生は「そういうこけ方をするようじゃ、まだまだ技術不足だ」と言っている。
文脈から、「大怪我にならないこけ方があり、彼にはそれが出来ない」と受け取ったのだが、こけ方の技術というものがあるのかどうか、ど素人の私にはよく判らない。
そういう技術があると仮定すると、それの習得が何にもまして重要なのではないか。
4Aよりそれ。
どんなこけ方をしても大怪我にならなければ、それが4Aへの最短最善の道だと思う。

彼は平壌オリンピック後のインタビューで、「今幸せだから、また不幸がたくさん起きてきっとすぐまた辛い時期が来る」と言っている。
画面のこちら側から「そんなことない!もう不幸なんか起きないよ!羽生くんはこれからずっと幸せでいいの!」と叫んだ人も多かったのではないか。
「それを乗り越えるとまた幸せになる」と続けているが、この「あまりに愛が大きすぎると失うことを思ってしまう」的な「禍福は糾える縄の如し」思想?に囚われてる気がしてならない。
だからSPで自身の世界最高を塗り替え、見る人をも破顔させる屈託のないの素晴らしい笑顔の奥底に、もしかしたら「次の不幸」が影を落としてしまったのではと恐れている。
またロシア杯FSのあとで、「なんか悪いことしたかなぁって思った」とも言っているのだ。
これまた画面のこちら側で「そんなことない!悪いことなんて何にもしてないじゃん!良いことしかしてないじゃん!」と、少なくとも私は叫んだ。
二連覇のあと、心身両面に様々な変化があっただろう。でも羽生はいつもの強気でpositiveな羽生でいいのだ。
オリンピックまでの彼の試練は金メダルたった一個で贖いきれるものではない。
等価交換の原則から考えても、羽生がフィギュアスケートに、被災地に、そして日本に与えてきてくれたものと同等の代価を彼はまだまだ受け取っていないと思う。
「あなたはこれからずっと幸せでいいのだ」と声を大にして言いたい。
そして「ご褒美」の4Aを、世界初の4Aを決めてほしい。
果たしてそれが実現するのかどうか、すべては右足首にかかっているのだ。
だからくれぐれも慎重に、世の中の雑音に惑わされること無く必要十分な治療とリハビリを、と願っている。

復帰はwhen he's readyでいい。

犬にもアトピー……???

2018-11-22 | わんこお嬢さま
春から夏に変わろうとする頃、やけに痒がることに気づいた。
ノミダニ予防はしてあるから、虫が原因とは考えにくい。
ブラッシングしながら観察すると、前足の付け根が汚れ毛もかなり抜けている。
二日ほど前にお風呂に入れたばかりなので、余計に目立った。
しばらくすると口周りもガシガシかじり始めた。
よくよく見るとこちらはピンクの地肌が大きく広がっている。
年一のフィラリア予防がもうすぐだったので、そこまで待つことにした。

久しぶりに散歩が一緒になったゴールデンのハナちゃんのママが、
「いいお薬が出来て、やっと落ち着いてきたの。それまでは痒くて痒くて……」
と言った。
おおっと、「痒み」とな?
「ねぇねぇ、皮膚病だったの?」
「そう。アトピーなのよ。ステロイドの薬は色々心配だったけど、良かった!」
ア、アトピー???

驚いた。
犬にもアトピーがあったとは。

果たして診断はアトピーの疑い。
取り敢えず検査をしてもらうことになったのだが、フィラリアと検査代(アレルゲンチェックもした)で福沢さまお二方+αと悲しいお別れをした。
こういう時はペット保険に入った方がいいのか、と真剣に考えるが、やはり敷居は高い。
結局新薬を投与したら皮膚の黒ずみ(炎症の跡らしい)も消え始め、毛の密度も戻ったので、アトピーと確定。
一粒300円+税の錠剤を最初の二週間は一日2回、以後一日1回をずっと続けることとなり、ひと月一万越えの出費である。
お嬢との暮らしは命懸けだ。
いや、本当に。

黒柴のコロちゃんちは薬はネットで安く買っていると聞き、病院で出しているものと同じ成分であることを確認して早速購入。
今のところ扱っているのは「うさパラ」さんだけのようである。
入金確認後一週間も経たずに届いたので継続購入の予定だが、安いとはいっても200円くらいなので痛いと言えば痛い。
それでも痒がるのは可哀想で、見たくはないしね。
毎日どうやって200円節約するかなぁ~。

人は何故羽生結弦に惹かれるのか ~prologue 2~

2018-11-21 | 散文
きっかけというきっかけは特になかった。
オリンピック後も凱旋パレードや国民栄誉賞などの話題で羽生結弦の名は紙面や画面に踊っていたから、関連情報や動画をクリックすることに慣れていたとは言える。
そんな動画の中にToronto Cricket Skating & Curling Club (以後TCC)での練習風景があった。
羽生とJavier Fernandez。
解像度がそれほど良くないからか、窓からの光は少しぼんやりとしていて、でもそれがかえって二人を暖かく包んでいるように見える。
全身を大きく使ったその滑りはなめらかで優雅だ。
身にまとっているのは練習着で演技用の煌びやかな衣装ではないのに、豪華で贅沢な空気が流れていた。
後にこれがTCC恒例のスケーティングレッスンと知ることになるのだが、直近のオリンピックの金メダリストと銅メダリストが一緒に存在するTCCとは、一体どんなクラブなのだ!と俄然興味が湧いた。
そう、羽生流に言えば、私はTCCに落ちたのである。

羽生とJavierの関係性に焦点を当てた動画はどれも微笑ましい。
年上のJavierを兄のように慕う羽生と、勝気で泣き虫で孤独な羽生をまるで弟のように見守るJavier。
二人のことをもっと知りたい!と、「チームブライアン」に手を付け、そして深みに嵌まっていくのである。

人は何故羽生結弦に惹かれるのか ~prologue 1~

2018-11-19 | 散文
いわゆるお茶の間ファンだった。
冬季オリンピックシーズンになり、メディアへの露出が増えると有名選手の動向が気になり始め、オリンピックが終わると冷めていく。
浅田真央や高橋大輔らの活躍は嬉しかったし、他に名前の言える選手も少なくはない。
でもフィギュアスケートというスポーツ自体に興味があったわけではなく、いわばミーハー的な感覚で眺めていたにすぎなかったと思う。
ワイドショーで流されるダイジェストで初めて試合があったことを知ることも多く、「今日はフィギュアスケートがあるな」なんて試合を見たことは数えるほどだった。
そんな私でも、バンクーバーでの高橋大輔の銅メダルに心の底から感動し(直前にドキュメンタリーを見たことも相俟って)、浅田真央に金メダルを取らせたかった!と嘆息した。
それから少しずつフィギュアスケートに関する知識が増え、テレビ観戦する試合も増えて行った。
女子全般と高橋大輔を目当てにしていて、その度ごとにアナウンサーが強調する高橋の「世界一のステップ!」を楽しみにしていた。
相変わらずジャンプの種類など全く見分けがつかず、採点方法も知らないまま、日本人選手が勝てばそれでよし、のいわゆるお茶の間ファンだった。
その頃だ。
線の細い、でも高橋らが苦戦している4回転ジャンプを決めてくる選手が現れた。
スタミナ切れで後半乱れることの多かったその子は羽生結弦といった。
頼りなく、到底高橋の後継者にはなれないだろうと思っていた。
何もないところでコケたり、スピンが途中で止まってしまったり。
ソチで金メダルを取った時は勿論嬉しかったけれど、高橋や浅田への思いの方が強かった。

その後もフィギュアスケートへの関心はオリンピック以前のままだったが、中国選手との激突はライブで見てしまった。
どうしてよりによって羽生なのだと慨嘆するしかなかった。
(負傷したまま演技したことについては、今となればあの時点での最善の選択だったとはいえるのだろう)
このシーズンの他の試合は全く記憶にない。
次に覚えているのは「SEIMEI」でのSP、FS、総合で世界最高得点を取ったことだが、NHK杯は多分リアルタイムで見ていたと思うけれどファイナルでの世界記録更新はワイドショー止まりだ。
こんな程度のお茶の間ファン(3度目(笑))がいよいよ平壌オリンピックを迎えた。
羽生の怪我のことは当然知っていた。
国民的な大ニュースだから知らない人の方が少なかっただろう。
試合当日は多くの日本人がそうだったように、固唾を飲んで彼の演技に見入っていた。
どうか上手くいきますように、彼に金メダルとお与えくださいと手を組み、神にさえ祈った。

さて、それでも私が羽生結弦に惹かれるのはまだ先の話なのだ。