はーちゃんの気晴らし日記

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印鑑の必要性

2008年11月21日 | わたくしごと
10月の半ば頃のことです。

風邪を引いて、熱がありました。
熱のせいで体中が痛むし、何をするのも億劫でした。

病院へ行くと、のどが真っ赤だと言われました。
何種類かの薬をいただいて、帰る途中、郵便局が目に入りました。

だいぶ前に「保険の配当金がありますよ」という通知が来ていたので、はがきをそのまま持ち歩いていました。
普段は郵便局に行く機会はあまりなく、金額も千円ちょっとなので、余計に、わざわざ郵便局へ行くのは面倒でした。

せっかくのチャンスだから郵便局に寄って行こうと思いました。

郵便局はかなり混雑していました。
番号札を取って、熱でフラフラする中、じーっと待ちました。
ずいぶん待った気がします。
やっと私の番になり、通知のはがきを出すと、身分証明になるものと言われ、免許証を出しました。
そして、印鑑と言われました。
いつも三文判を持ち歩いているので、バッグの中を探しました。
でも、いつも持っているはずの印鑑が入ってない!
「印鑑がなくちゃ、ダメですか?」
と聞くと
「ええ。こちらの持ち物として印鑑と書いてありますから」
と局の人は言います。
私は、ムカッとして
「この免許証を見れば、私が本人だとわかるでしょう?サインじゃダメなの?」
と言いました。
体調が悪かったので、余計にイライラしました。
局の人は
「申し訳ありません。印鑑がないとダメです」
と言います。
「だって、こんなに待ったのよ。
印鑑なんて、どこにでも売っているでしょう?そんなものが証明になるの?
私のサインの方がよっぽど確実でしょう?間違いなく本人の私が書くんだから。」
と言いましたが、あとは何を言っても
「ここに印鑑と書いてある」
の一点張りで、受け付けてもらえませんでした。
体調が悪くなかったり、あんなに長い時間待った上のことでなければ、私もこれほどイライラしなかったと思うのですが、あの印鑑という日本の制度、おかしくないですか?
特別に手彫で彫ってもらったもの以外、三文判なら日本全国、どこにでも同じものが売られています。
それに比べれば、本人が行って、サインするほうがよほど確実だと思います。
印鑑なんて、誰でも手に入るものですもん。

次に郵便局に行ける日は、年末までないだろうな。
印鑑を忘れた自分が悪いのですが、日本の印鑑って、なんだか腑に落ちない制度だなといつも思います。





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