マリノス、耐えてつかんだ勝利！

のどが痛い。ゆうべ騒ぎすぎた。

マリノスにとっては苦しい試合だった。
チャンピオンシップの最終戦、真っ赤っかに染められた埼玉スタジアムは、試合のはじめから浦和の攻撃に押されっぱなしだった。決してベストメンバーとはいえないマリノス。何とか前半を０－０で抑えてくれれば、第一戦の時のようにチャンスは生まれると思った。
でも、チャンスが訪れたのはレッズだった。永輔がレッドの後、三都主のフリーキックが決まってしまった。代表戦では頼もしい三都主もゆうべばかりは憎らしく見えた。心の狭い私です。

１０人になってしまったマリノスは、苦しい試合を強いられた。マリノスは、少ないチャンスをなかなか生かすことができなかった。
でも、レッズも焦りなのか、いくつかのチャンスを逃す場面があり、救われた部分もある。

かなり疲れの見えるマリノスだったから、延長戦を無失点で終えるのは難しいと思われた。
でも、もしもＰＫ戦に持ち込めれば、勝ちはマリノスにあるだろうという予感がした。やはり経験のあるマリノスのほうが有利だと思った。マリノスは耐えた。疲れを見せながらも１０人でグラウンドを駆け回っていた。
延長戦の後半は浦和にも疲れが見え始め、マリノスにもチャンスが出てきた。うまくすれば、Ｖゴールで勝てるかもしれないと思ったその時、エメルソンがレッド退場。その後すぐに終了のホイッスル。

行けると思った。勝てると思った。我らが守護神榎本はきっとやってくれるだろうと思った。
そして、しっかりコースを読みきった榎本。そして、マリノスの選手はみな落ち着いてボールを蹴っていた。

ＰＫ戦は、運もあり、負けるとすごく後味が悪いものだけれど、勝ってしまえば、もう何でもいい。勝ちは勝ちなのだから。でも、この勝利は、運だけでなく、岡田監督が年間を通しての１位を捨て、このチャンピオンシップにかけてきたことの結果なのだと思う。

マリノス、優勝おめでとう！
来年度は、けが人も復活し、今まで以上の実力が発揮できる試合をしてほしい。