すみれ

すみれって　すみれって
ブルーな恋人同士が
キスして　キスして
生まれた花だと思うの

淋しかったから　あなた愛し
淋しかったから　あなたを憎んだ
淋しかったから　あなたにさよならを
そして　一粒　すみれ色の涙




えっ？どうもしませんよ。
世間では、『さくら　さくら』とあちこちで桜色に染まっているので、私はしっとりと紫のすみれで責めてみました。

これは、私の家に咲いたすみれです。
かつては、庭中にすみれが咲き乱れ、今頃の季節になるとまるですみれの園（？）のようになっていた我が家ですが、年々減ってきてしまい、今ではクマの犬小屋の近くに少し咲くだけになってしまいました。
ほっぽりっぱなしなので、やはり手入れが必要なのでしょうか？

すみれの言われは、
花の形が、大工道具の”墨入れ”に似ていることから来ているそうです。
「すみいれ」がだんだん「すみれ」になったらしい。
最近の大工さんが使うかどうかわかりませんけど、私は大工さんがその墨入れを使って黒い線を引いているのを見た記憶があります。

私の家のこのすみれは『アカネスミレ』かな？

・花言葉は「思慮、思慮深い、思い」
「奥ゆかしい、控えた美しさ」

う～ん、私にぴったり・・・

「山路（やまじ）きて なにやらゆかし
菫草（すみれぐさ）」 松尾芭蕉

他にもすみれに関するお話、教えてください。