はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

モッコウバラの涙

2018年05月09日 | ガーデニング
今週末から、外壁塗装工事が始まります。

近隣の人への挨拶などは、業者がやってくれたので、特に私たちがすることはないのですが、塗装をしてもらうに当たって、壁際を片付けなければなりません。
一番問題なのは、モッコウバラでした。
3年前にブログ友から送ってもらったものです。
『白と黄色のモッコウバラ』

当初は、外壁塗装のことなど全く頭になく、壁に這わせて、二階のベランダ一杯に白い花が咲いていたら素敵だろうと思い、枝を伸ばしました。
でも、今回外壁塗装をすることになり、やむなくモッコウバラの枝を切らなければならなくなりました。

工事が始まるのがゴールデンウィーク明けということだったので、その頃になれば、白い花がきれいに咲き終わるだろうと思いました。
そして、予定通り花が咲き終わるのを待って切ることにしました。

本当に悔やまれるのですが、今年は、満開になったのがゴールデンウィークで、モッコウバラの前に息子の車と私たちの車が置かれていて、写真が撮れない状態で、結局、写真を撮る前に花の見ごろが終わってしまいました。

去年のモッコウバラです。

今年は、これ以上に背も高くなりました。

数日間、雨の予報だったので、雨が降る前に切ることにしました。
月曜日だったと思います。
太い枝を残しておけば、そのうちには、きっとまた枝が伸びて、大きくなるだろうと思いました。
細い枝を先に切り、最後に残した太い枝はノコギリで切りました。



一番手前の枝を切ったところ、切り口から一筋のしずくのようなものが流れてきました。
びっくりしました。
まるで、バラが大粒の涙を流したように見えました。

痛かったのかなぁ。
あんなに大きく育ったのに切られてしまって、悲しかったのか。
私を恨んで泣いたのか。

私は、
「ごめんね」
と口に出して言いました。
思わずそうしてしまうくらい切った途端に涙がこぼれるように枝の中から水がこぼれ出ました。

私は、お隣に迷惑をかけないように、お隣に侵入しそうになった椿や雪柳の枝をのこぎりで切ることはよくありますが、枝から水がこぼれることはありません。

やっぱり、モッコウバラが泣いたのかもしれません。

でも、きっと枯れることはないだろうと思います。
太い枝の脇から新しい芽が出ているのを発見しました。

もう一か所枝の間からも新芽が出ています。

この先、何年かしたら、またモッコウバラが復活するだろうと思うんです。


最新の画像もっと見る