再度のお呼び出し

昨日は、また以前勤務していた会社に行って来ました。

前日の夕方、
「ホームページを更新したら、ネット上で表示されなくなってしまった」
という電話がありました。
ホームページって言われても、私はそんなに知識があるわけではなく、ソフトを使ってホームページを作り、アップロードさせていただけで、詳しいことはわかりません。
ホームページ作成ソフトの会社にも電話して聞き、プロバイダーにも聞いたと言います。
「プロバイダーの人にホームページの中身を見てもらったら、主になるファイルが壊れているんじゃないかと言われたんですけど、それがどれなのかわからないし、とにかく、来て欲しいんです。」
と私の後任者が言います。
「そんなこと言われても、私も詳しくないし、しかも、プロバイダーやソフトの会社の人に聞いてもわからないものが、私にわかるわけがないわ。」
と言ったのですが、
「問題が解決されなければそれはそれで良いから、とにかく一度来て欲しい。足がないなら、社内の誰かに送り迎えさせますから。」
と言います。
”今は、主人が午後からの仕事のため、午前中は車があるので、お昼までには帰る。それで解決しなかったとしても、帰る”ということで、仕方なしに行くことにしました。

というのも、会社からの電話を切った後、会社のホームページを見てみたら、確かに、ホームページは表示されていませんでした。
画面には、画像や動画のファイルが単独に表示されているだけでした。
ｉｎｄｅｘファイルがないのが、すぐにわかりました。
プロバイダーが言うところの、主になるファイルです。
これなら、私でも解決できるかもしれないと思いました。

会社に着いて、ホームページ作成のソフトを立ち上げると、後任者が作ったというホームページは、ソフト上というかパソコン上は、普通に表示されています。
それが何故、アップロードすると、ネット上で表示されないのか？
あちこちいじっているうちに、気がつきました。
主になるファイルであるｉｎｄｅｘファイルの拡張子が微妙に違っていました。
プロバイダーにはホームページをアップするに当たっての約束事があります。
主になるファイルに決められた拡張子をつけることで、アップロードされたものが表示されます。
それを思い出して、拡張子を変えてアップロードしたところ、ホームページは、問題なく表示されました。
ｈｔｍｌって、たった一つアルファベットが違っても上手く表示されません。
会社に着いて３０分足らずで、問題が解決できました。
これも、ブログをやっていたおかげだと思いました。
一時、自作のテンプレートを一生懸命作った時期があり、その時に、少しだけｈｔｍｌを勉強しました。
ブログ友たちとコメント欄で、教えたり教えられたり、ワイワイガヤガヤやってました。
そんな仕事中の内職が、思わぬ形で役に立ちました。

それで、帰ろうとしたのですが、せっかく来たので、他のことも聞きたいと言われ、画像の交換の仕方とかホームページの仕組みなどを説明しました。
一通り終わると、後任者は、大きなため息をつき
「あーあ、疲れた！」
と言いました。
はぁ？
と、私は、思いました。
私は、前日電話で、是非来て欲しいと言われてしぶしぶ行きました。
私が、積極的に彼女にホームページのノウハウを詰め込もうとしたわけでもありません。
頼まれたから行っただけです。
色々聞かれて、それに対して説明しただけなので、「疲れた！」なんて言われる筋合いもないと思いました。
でも、黙って帰ってきました。
確かに色々聞いて、疲れたのかもしれませんが、私の前で言う言葉ではないと思いました。

そして、私が帰った後、彼女は、
「私は、こういう仕事は好きじゃないんです。元々パソコンは好きじゃないんです。」
と、みんながいる事務所で言ったそうです。
それで、彼女を採用した面接担当が、彼女と話をしたところ
「元々パソコンは好きではない。図面を描くのも好きではない。次から次へと仕事が多すぎる。図面もホームページもパートがするような仕事ではない。社内の雰囲気が悪すぎる。女性が少なすぎる。」
などなど、色々言ったそうです。
でも、一般事務でパートを募集したとき、採用条件として、「ワード、エクセルができる人、図面ができれば尚可」という内容で募集しているので、仕事の内容は最初からわかっていたはずです。
私もある意味彼女の言い分はわからないわけではないのですが、そこまで色々言うとなると、今後も仕事を続けるのは難しいのかな？と思いました。
「最悪、彼女が辞めたいと言ったときは、次回は正社員を募集したほうが良いと思う」
と私は言いました。

私には関係ないことだし、余計なことだとは思いましたが、辞めてからもこんな形でかかわらなければならないのは、正直言って迷惑なので、早く私と会社と縁を切らせて欲しいと思いました。