よんたまな日々

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今週の暴太郎戦隊ドンブラザーズ、鎌倉殿の13人

2022年07月30日 | ネット生活

今週の暴太郎戦隊ドンブラザーズは「ごくラーメンどう」というお話。
サルブルーの猿原真一は、いつものようにサルブルーに変身し、人助けをして、変身を解いた直後に、二人組のチンピラに襲われて、拉致されてしまう。
倉庫のような場所で、「例のブツを返せ」と迫られるが、何のことだか分からない。
組長らしき人が顔を見て、「お前ら、人違いだ。」とチンピラを叱りつける。
「だって、コイツ、筋肉ムキムキの青い猿に変身しやしたぜ」
そこへ車で乗り込み、猿原真一を救い出して逃げる謎のオッサン。彼こそ猿原真一の前の先代サルブルー、白井だった。
猿原は喫茶どんぶらで桃井太郎に白井を引き合わせるが、桃井太郎は知らないという。そこへマスター五色介人が割って入り、現在の四人のお供に落ち着くまで、5000人のお供候補に変身能力が与えられたが、お供としてキチンと働けたのは今の4人が初めてだという。お供候補が揃って初めて桃井太郎が君臨するので桃井太郎は、先代達を知らないという。

白井はヒトツ鬼と戦うよりもサルブルーの能力を自分の欲望のために使っていた。「なぜ、キチンと戦えたのか」と訊ねる白井に猿原は、「分からない。自然とそうなっていた」と答える。

白井と行きつけのラーメン屋で再会する猿原。猿原は「いつもの」と注文し、空の丼を受け取る。「これはなんで?」と驚く白井の前で、空想のラーメンを美味そうに啜る猿原に白井は圧倒される。

その頃、一人で喫茶どんぶらの留守番をしていた鬼頭はるかは、ソノザに拉致され、漫画道具を揃えた一室で、「初恋ヒーロー」の続きを描くように迫られる。
最初はオニイエローなんで攫われたと誤解していた鬼頭はるかであったが、「初恋ヒーロー」の原作者として攫われたことを知り、漫画から身を引いた筈が、まんざらでもない気持ちになり、サラサラと描いてみる。ところがソノザは「これでは、心がザワザワしない!」と何度も描き直しを迫り、鬼頭はるかも段々本気になって来る。

一方、猿原は惚れ込まれた白井の依頼で、猿原を襲ったチンピラ達のボス、松井から、ある物を取り戻す為に立ち会う。
松井は、ヤクザではなく「極ラーメン道」の店の経営者であった。サルブルーの能力を得て、高慢になった白井は、ラーメン屋の店員を辞め、ある物を奪って店を去ったという。白井が奪ったのはヤクザ映画の主演男優が、松井のラーメンを食って感動して書いてくれたサイン色紙。白井がそれを返す代わりに交換条件として要求したのが、店秘伝のラーメン出汁。
お互いに相手に偽物を掴ませ、偽物だと知って怒り狂い、大喧嘩をする二人に、猿原は「水のない砂漠で、コップ一杯の水を巡って争う二人」という空想を見せ、「相手の宝を選ぶか、コップの水を選ぶか」を選択させる。二人とも相手の宝を奪うことは諦めたが、白井は、淡々と空想の世界に遊ぶ無欲な猿原が、なぜヒトツ鬼と戦うのかを知りたくてたまらず、自らヒトツ鬼、侍鬼となって、猿原を襲うのであった。

犬塚は夏美と会えないまま、獣人の目的も、闇落ちした桃谷ジロウも、謎のムラサメソードも、そしてソノザが「笑い」に目覚めるのかも、全くストーリーに進展なく、次回は、またオニイエロー鬼頭はるかと先代オニイエローが出てきそうな次回予告でした。ただ、ドンブラ、次回予告から予想される展開になったことがないからな。

本日、最初の曲は、ビスキャッツ「君たち、キウイ、パパイア、マンゴだね」


先代を超えると言えば、鎌倉殿の13人。
梶原景時が、結城朝光のちょっとした失言を捉えて、謀反の疑いありと讒言。
讒言のことを耳に入れた結城は三浦義村に相談。義村が景時の罷免を求める書状を連判で提出することを提案し、名を連ねた御家人は66人。
ただし、最初に一番最後の欄に署名した時政の署名を、連判状ができた時に、妻のりくが切り離してしまうという策略を見せます。景時の罷免連判状に時政の署名がないことが専門家の間で謎とされていたそうですが、三谷脚本での謎解きに、専門家も思わず唸ったとか。
そして大江広元が何とか穏便に済まそうと訴状を抱え込んでいるのを知った和田義盛は、広元に談判し、無理矢理上に上げさせる。
結城朝光の訴状と共に自身の訴状も上げられていることを梶原景時は事前に知るも、巻き返し策も図らず、申し開きもしない。これまで頼朝とタッグを組んで進めてきた政が、代替わりした頼家にも同じく評価されていると信じている景時であったが、頼家の判断は、伊豆にて蟄居謹慎。
御家人の働きを評価しない頼家も、これほど多くの御家人の敢えて敵になる真似はしないという判断であった。
景時の失脚を知った後鳥羽院は、直ちに自らの下で働けと景時に文をよこす。それは本当に景時を必要としたからではなく、少しでも鎌倉幕府にダメージを与えたいがため。
景時はその手紙を義時に見せ、「捨てる紙あれば拾う紙あり。」と自嘲するが、早くも頼家の知るところとなり、「忠君を説く忠君が、二君に仕えるのか」と頼家の怒りを書い、さらに遠くへ流罪となる。

流刑地出立前に景時は、何故か赤ん坊を人質に立て籠る。この辺り展開が急過ぎて付いて行けんかった。

義時が仲裁に入り、景時は流刑地に旅立つのだと、人質の解放と引き換えに景時を解放する。
この時、景時は善児を義時に引き渡す。
見ていて思わず、「核爆弾のボタンを引き継いだぞ。」と呟いてしまった。
その後、直ちに東海道を抑えにかかる義時。景時は、京都の朝廷と合流しようと東海道を下り、富士の辺りで義時軍に討ち取られます。
義時が景時を一旦解放したのは、景時の謀反を明らかにしたいから。景時は後鳥羽院の策略に乗るつもりもなかったのに、義時に書状を見せたばかりに、謀反しか選択肢がないところまで追い詰められます。
義時は終始景時を庇うかのような言動を示しながら、三浦義村の策略にうまく乗って、冷酷に景時を追い落とします。

ネタバレになっちゃいますが、歴史探偵「鎌倉バトルロイヤル」で、メフィラス三浦義村が、義時と組んで最後の勝者になるような匂わせがありました。
前半部で、義時の親友、悪友として、かなり控えめに出ていた義村がまずは最初の一手を打った回でした。

そして讒言で悪名を残した梶原景時の、意外な漢気を示した散り際。三谷脚本ではどんな悪役も最後は華やかに散るので見ていて楽しい。
おそらく次は阿野全成か、佐藤二郎比企能員の最後だと思っていますが、散り際楽しみです。
頼家も悪行轟かせていますが、徐々に死亡フラグ立てるのだろうなと。

うちの奥さんから聞いたエピソード。
歴史に詳しくない某の友人が当初、「鎌倉殿の13人」は、頼朝の優秀な部下13人が力を合わせて平家を倒す大河ドラマだと信じて、某にもそう話して楽しく観ていたそうな。ところがまだ前半で平家が滅び、義経の死に至る鬱展開を見たところで、ようやく真実に気づき、某に、
「知っていて黙っていたのですね!」
と涙目で抗議したそうな。
某は、「最初から番組紹介にそう書いてあるじゃん」と思いながらも、ピュアで面白いこの友人の事をTwitterで呟き、大いにバズったそうです。
一年を1日に見立てると、14時を過ぎたところでようやく本番のバトルロイヤル一人目の犠牲者が出ましたが、これから最後の生き残りを賭けた暗闘が始まります。私もネタバレしないように関係書籍やネット記事には目を伏せて、暗闘の成り行きを見守りたいと思います。

最後に何曲か。
幾田リラ「Free Free Free」


宇多田ヒカルがカバーした「少年時代」


海援隊「こらえちゃっときない」


前の記事で紹介した吉田拓郎の「唇かみしめて」を海援隊も歌っているのですが、その海援隊の同じような九州弁ロックが他にもあった筈と探して見つけました。

九州のバンカラ文化、遠くから見ている分には格好いいですよね。関西の軟弱都会者である私は全く近づきたいと思いませんが。

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