朝のニュースで、ついに桜が満開になり、おそらく今週中には散りそうという話をしていたので、大急ぎで花見に出かけました。
当初の目論見は、末広町のカメラ屋でレンズを買って、日暮里で羽二重団子を買い、その足で上野公園に行こうというものでした。
まず最初は上野は末広町のカメラ屋に行き、レンズを入手。レンズを買おうと思った経緯や、レンズの評価などについては、いろいろと書きたいので、それはまた別の記事で。
その後、末広町には戻らず、日暮里に移動するのに上野公園方面へと歩きました。カメラ屋の近くに、アクセサリーショップがいっぱいあり、うちの奥さんが、秋刀魚に惹かれる猫のように僕の手を引っ張っていくので、ついついずるずると歩いてしまったのでした。
気が付くと、上野公園下の中央通りに出ていたのですが、公園に花見に来る人出で、街が溢れていました。花見のシーズンは、どこも、花を見に来たのか、人を見に来たのかという状況になるのですが、これはあまりにもひどく、まともに歩くことすらできない惨状に急遽上野公園での花見は中止しました。
羽二重団子については、漱石や鴎外が好きだったというので、前回の谷根千文学散歩で狙っていたのですが見つけられず、結局、帰宅後の調査で、店があるのは日暮里駅前だということがわかって悔しがっていました。そういう事情もあり、万難を排して入手するぞと堅く決めていたので、上野駅改札のものすごい人混みを突破し、一路、日暮里へ。
ところが、日暮里駅前の店は意外に空いていて、あっさり買えてしまいました。
日暮里駅から、谷中墓地の脇を過ぎて、朝倉彫塑館へ。うちの奥さんから、ここの建築が素晴らしいという情報は聞いていたのですが、中に入ってびっくりしました。
家自体は、真ん中にしつらえた苔むした巨石と、その間を水が回流する池を組み合わせた大変風流な庭を取り囲むようにして建っているのですが、その庭を楽しむための細やかな工夫が素晴らしく、結構多くの見学客が来ていたにも関わらず、縁側に座るともう根っこが生えてしまって、しばらくぼーっと庭を見て過ごしました。
館内は当然ながら、撮影禁止なのですが、素晴らしい被写体が、到るところにあって、買ったばかりのいいレンズがある状況で、写真が撮れないというのは、実に悔しいものでした。
アトリエ棟は4階建てで、さらにその屋上に出ることができます。屋上は草木を植えた庭園になっていて、そこから桜に覆われた谷中の街が一望できました。
ここからの眺めをカメラに収めるのは黙認されている様子でしたが、何しろ、マクロレンズをマウントしたカメラを握り締めている身。このような写真を撮って参りました。
屋上庭園の姫りんごの木です。縁側から眺めた美しい庭の景色を撮影できなかったのが、本当に残念です。
その後、谷中墓地の、素晴らしい桜天井の下を通り抜けて、羽二重団子を食う場所を探しながら歩きましたが、酔っ払いが多過ぎて。

結局、谷中墓地を出て、街中へ。路地を散策していると、二階の窓から悠然と人を見下ろすワンコを発見。

通りを歩いていたら、偶然、岡倉天心記念公園を発見しました。50平米ほどの狭い敷地に、満開の桜が5本ほど。
ベビーカーを押したお母さん達が、ブランコに子供を乗せて、立ち話に興じる中で、買ってきた羽二重団子を開きました。

狂騒の谷中墓地と違い、こういう静かな場所でこそ、桜を愛でる気持ちにもなろうというものです。

満足して、駅前の商店街に出てきたら、夕やけだんだんという坂が。昭和に戻ったような光景に思わず、写真をパチリと。
今日は1万五千歩も歩きました。でも、とても楽しい散歩でした。
当初の目論見は、末広町のカメラ屋でレンズを買って、日暮里で羽二重団子を買い、その足で上野公園に行こうというものでした。
まず最初は上野は末広町のカメラ屋に行き、レンズを入手。レンズを買おうと思った経緯や、レンズの評価などについては、いろいろと書きたいので、それはまた別の記事で。
その後、末広町には戻らず、日暮里に移動するのに上野公園方面へと歩きました。カメラ屋の近くに、アクセサリーショップがいっぱいあり、うちの奥さんが、秋刀魚に惹かれる猫のように僕の手を引っ張っていくので、ついついずるずると歩いてしまったのでした。
気が付くと、上野公園下の中央通りに出ていたのですが、公園に花見に来る人出で、街が溢れていました。花見のシーズンは、どこも、花を見に来たのか、人を見に来たのかという状況になるのですが、これはあまりにもひどく、まともに歩くことすらできない惨状に急遽上野公園での花見は中止しました。
羽二重団子については、漱石や鴎外が好きだったというので、前回の谷根千文学散歩で狙っていたのですが見つけられず、結局、帰宅後の調査で、店があるのは日暮里駅前だということがわかって悔しがっていました。そういう事情もあり、万難を排して入手するぞと堅く決めていたので、上野駅改札のものすごい人混みを突破し、一路、日暮里へ。
ところが、日暮里駅前の店は意外に空いていて、あっさり買えてしまいました。
日暮里駅から、谷中墓地の脇を過ぎて、朝倉彫塑館へ。うちの奥さんから、ここの建築が素晴らしいという情報は聞いていたのですが、中に入ってびっくりしました。
家自体は、真ん中にしつらえた苔むした巨石と、その間を水が回流する池を組み合わせた大変風流な庭を取り囲むようにして建っているのですが、その庭を楽しむための細やかな工夫が素晴らしく、結構多くの見学客が来ていたにも関わらず、縁側に座るともう根っこが生えてしまって、しばらくぼーっと庭を見て過ごしました。
館内は当然ながら、撮影禁止なのですが、素晴らしい被写体が、到るところにあって、買ったばかりのいいレンズがある状況で、写真が撮れないというのは、実に悔しいものでした。
アトリエ棟は4階建てで、さらにその屋上に出ることができます。屋上は草木を植えた庭園になっていて、そこから桜に覆われた谷中の街が一望できました。
ここからの眺めをカメラに収めるのは黙認されている様子でしたが、何しろ、マクロレンズをマウントしたカメラを握り締めている身。このような写真を撮って参りました。

屋上庭園の姫りんごの木です。縁側から眺めた美しい庭の景色を撮影できなかったのが、本当に残念です。
その後、谷中墓地の、素晴らしい桜天井の下を通り抜けて、羽二重団子を食う場所を探しながら歩きましたが、酔っ払いが多過ぎて。

結局、谷中墓地を出て、街中へ。路地を散策していると、二階の窓から悠然と人を見下ろすワンコを発見。

通りを歩いていたら、偶然、岡倉天心記念公園を発見しました。50平米ほどの狭い敷地に、満開の桜が5本ほど。
ベビーカーを押したお母さん達が、ブランコに子供を乗せて、立ち話に興じる中で、買ってきた羽二重団子を開きました。

狂騒の谷中墓地と違い、こういう静かな場所でこそ、桜を愛でる気持ちにもなろうというものです。

満足して、駅前の商店街に出てきたら、夕やけだんだんという坂が。昭和に戻ったような光景に思わず、写真をパチリと。
今日は1万五千歩も歩きました。でも、とても楽しい散歩でした。
私、「谷中」を「やなか」って読むんだってこと最近知りました。
谷中・根津・千駄木辺りもステキなところですね。
「抜けませ~ん」って叫んでるみたいでいいショットです。^^
キレイな写真よりも目に付いてしまいました(^^;)まさに花より団子な私です。
ウチは幸せなことに近所に桜の木がいっぱいあるのでピンクな世界が広がってます。
なのでお花見というものは殆どしたことがないんです。
お散歩がてら花を見るってのもステキですね。
それにしても美味そうだな~団子(しつこいですね)
マクロレンズは愛用していますよん。
wanco さん
羽二重団子は本当にうまかったですよ。wanco さんのブログの料理写真も本当にうまそうなので、お腹が空いているときには、目の毒です。料理のレパートリーすごく広いですね。
nana さん
さっき、大阪遠征レポート読みました。元気そう&食い物うまそうで、ちょっと羨ましかったです。
うちらはダイエットもかねて、週末はてくてく歩きしているので、桜の季節はお散歩ネタがいっぱいあって、楽しいです。
この週末は、僕が足を痛めたので、散歩が厳しくてうちの奥さんにぶーぶー言われてます。