よんたまな日々

サッカーとゲームと本とおいしい食べ物

ピヨちゃん(音楽編)

2021年05月13日 | 読書
栗コーダーカルテットと谷山浩子のコラボアルバム、「ひろコーダー⭐︎栗コーダー」の中の一曲、「ピヨの恩返し」が名曲過ぎて、我が家の空気測定器が「ピヨちゃん」と名付けられたという話は別の記事でした。栗コーダーカルテットはNHK教育の番組「ピタゴラスイッチ」の音楽で有名なバンド。リコーダーだけで様々な名曲をアレンジ、演奏しています。圧巻が「ダースベイダーのテーマ」。まるでSD二頭身キャラの . . . 本文を読む

キッチンで捕まえて

2021年05月11日 | 読書
そう言えば、キッチンで来訪いただいた方もいらっしゃいます。私のキッチンレビューはこちらでございます。 https://blog.goo.ne.jp/h_tutiya/e/51db37af479258505a4e7bd4c2fb6fba 乱文書き殴りの拙ブログ来訪いただきありがとうございます。ブログ復活で読書愛も復活しました。我が家の本棚も整理されて、気がつくと、とても使いやすくなってお . . . 本文を読む

大阪大学の引っ越し

2021年05月04日 | 読書
大阪大学外国語学部の引っ越しの話をNHKのドキュメンタリーでやっていた。大好きな司馬遼太郎や陳舜臣の出身校であり、あまり期待せずに見ていたのだけど実に面白かった。研究室の教授たちが、引っ越しのために片付けていると色々なものが出てきて、しばし作業を中断し、カメラに向かって熱く喋ってくれる。大変な苦労の上で入手した貴重な資料の数々。ただし、門外漢にはゴミにしか見えないという。その一つ一つが輝き出す瞬間 . . . 本文を読む

本を捨てた。

2021年05月03日 | 読書
引っ越すときに、本棚のサイズはきちんと測って、家の中に本棚は全部収まるように、設計してもらったのだけど、本棚からはみ出して床に積んである本の置き場所は考慮していなかった。言い訳がましいが、もう少し正確に言うと、「本棚からはみ出している本は引っ越しの前に片付けるつもりだった。もし片付けられなかったとしても、どうせ少量だからどこかに置き場所があるだろうと楽観視していた。」ところが残念ながら、引っ越して . . . 本文を読む

蔦谷書店梅田店に行ってきました

2015年05月10日 | 読書
昨日オープンする(した)とのニュースは見ていたのですが、梅田には紀伊國屋書店、丸善ジュンク堂もあり、 旭屋書店は閉まったものの、今更梅田に新しい書店いらんやろと思っていました。 でも、ちょっと事情があり、うちの奥さんと訪ねたところ、ぐるっと一周見て回ってしまい、さらに、 いろいろな本について、久しぶりに議論が弾んでとっても楽しい時間を過ごせました。 店内にいるときは熱中していて、気づかなかった . . . 本文を読む

AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~(著/田中ロミオ)

2008年10月29日 | 読書
田中ロミオのAURAを読み終えました。 あちらの世界に行ってしまった人たちの話です。 最後にヒロインが暴走し、あちらの世界への帰還の儀式のために教室の椅子と机で、宮殿を造り始めた場面では、最後にひょっとしたらひょっとしたら、これは劇中では本物として扱われてしまうのかもという期待を抱かされてしまいます。 最後の最後まで気が抜けない面白いファンタジー青春小説です。 この「青春」というのは、相当恥ずか . . . 本文を読む

主語を入れ替える人たち

2008年09月11日 | 読書
僕は環境問題に対してある種の苦々しさを抱いている。それはもちろん表題にあるように主語を入れ替えるからである。 主語を入れ替える例として、とても有名なのが、あのブッシュ・ジュニアの 「アメリカ国民はもう待てないのだ」という言葉。 別にアメリカのすべての人が9.11 の復讐のために、イラクへの攻撃を望んでいたのではあるまいに。あの表現で、日本を含む多くの親米派国家が、大きな戦争に巻き込まれて . . . 本文を読む

「DEATH NOTE R2 ~Lを継ぐ者」

2008年08月27日 | 読書
原作コミックは、前半がLとキラの戦い、そして後半が殺されたLに変わって、ニアがキラを追い詰めるという二部構成になっていました。 この作品は二部構成の後半部で、ほぼ原作通りのアニメ化に見えました。 ただ、コミックのほうは、前半部がゲーム性の高いかなり凝った、字義通りの「息詰まる」展開だったので、後半は読む側の根気が途切れて、あまりストーリーについていけてませんでした。 だから、逆にアニメ映画のほうは . . . 本文を読む

テレビ地元ネタ

2008年08月27日 | 読書
最近、ちょっと地元ネタが続いたので。 「スローなバス旅へようこそ~日本最長路線 奈良・和歌山~」 先々週の土曜日に番組表を見ていたら偶然見つけた番組。すぐに録画予約して、パナ子で録画しながら見ました。 奈良の五条から出発して、吉野山地を通り抜けて、和歌山の新宮に通り抜けるバス路線が国内最長路線であることを初めて知りました。 NHKの伝統とも言える落ち着いたナレーション。奈良の山間部の豊かな緑に覆 . . . 本文を読む

妖怪物4本

2008年08月17日 | 読書
以前の記事でホラーを大雑把に分類しましたが、この夏休みに見た4本の妖怪ものについてレビューをします。 ホラー分類のところで、この分野では、説明のために妖怪を持ってきているので、既に説明の枠組みが決まっているという時点で面白さというのは少なくなっている。されど、実はここにも名作が多いと書きました。(つーか、書いたつもりです。読み直して、そう読めないなとちょっと思っています) 「デビルマン」 昔、 . . . 本文を読む

ホラーについて考える

2008年08月14日 | 読書
以前の記事で、「ダークウォーター」をゴシックホラーだと書いた。 この認識は合っているのだろうかと不安になり、ネット検索したところ、同じ意見のブログをいくつか見つけて安心した。 普段の僕ならここで済ますのだが、うちの奥さんに飲み屋のネタで振ったところ、厳しい意見をもらって、それからずっと考えている。 その厳しい意見というのは 「Aがゴシックホラーかどうかを考えるのに、ゴシックホラーの定義をきちん . . . 本文を読む

映画三昧

2008年08月04日 | 読書
週末ちょっと事情があって、映画をまとめ見ました。 「マジック・アワー」 三谷幸喜監督脚本の作品。三谷流の凝ったストーリーと絶妙なキャスティングが楽しめます。 ストーリー: やくざに支配される小さな港町で、バーの支配人である主人公(妻夫木)がボス(西田敏行)の女(深津絵里)に手を出してしまう。あやういところで何とかコンクリート詰めを逃れたものの、ボスが主人公を生かすための条件として出したのが、幻 . . . 本文を読む

自分という毒(『「自分」から自由になる沈黙入門』)

2008年07月08日 | 読書
小池龍之介の『「自分」から自由になる沈黙入門』を読みました。 僕は説教は嫌いなのですが、なんでわざわざ説教される本を読むかなぁと。 ただし、この小池龍之介の文体は軽妙洒脱です。仏教系の説教本というのが、あまり読者を想定せずに堅苦しく語っているのが多いのに対し、これは、若い女性をターゲットにライトな語り口をあえてとっている感じですね。 仏教では、自我を執着ととらえているそうですが、これも、「自分を . . . 本文を読む

旅物二本(「地球のはぐれ方」「地獄のドバイ」)

2008年07月08日 | 読書
最近、パナ子のお勧めで、世界遺産を巡る旅など綺麗な旅番組を見ることが多い。ツアーなどで厳選された名所だけを巡る旅とかに参加すると、そういうのを簡単に体験できるでしょうし、商業主義の典型的実例でもあるのだが、そういうのに完全に背を向けた紀行本(?)を二つ読んだので、紹介します。 一つ目は村上春樹・吉本由美・都築響一の共著で「地球のはぐれ方」。すいません、村上春樹以外のお二方を知りませんでした。あと . . . 本文を読む