被害に遇われた方々にはお気の毒で、先の台風21号の件と
合わせて慎んでお見舞い申し上げるんですが、公示日前日の
地震を理由に総裁選を延期するとか、どういう意味があるん
でしょう? 多少先延ばししたからって形勢が大きく変わること
もなかろうに。
いっそのこと「総理には災害対策に専念していただきたい」とか
何とか言って、立候補を取り止めるなり何なりすれば、少しは株
が上がるかも知れないのに。
しかしまあ、普段から与党(というか日本?)批判に余念がない
文化人やら有識者やらコメンテーターやら。それどころか、野党
の幹部・代表から、こぞってエールを送られる自民党総裁候補
って・・・・(苦笑)。
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どうもです。
まったり日常系アニメの劇場版となると、遠くの地への旅行ぐらい
の《プチ非日常》が手頃なところなんでしょうかね、『けいおん!』
なんかもそうだったし?
福引きで当てた景品に上乗せして皆で沖縄にやって来たれんげ
たち。カヤックやらシュノーケリングやら、沖縄ならではのイベント
を楽しんではいるけど、基本的には村にいる時と大きな変化は
ない日々。その中で《非日常》というかイレギュラーなのが、宿泊
先の民宿の看板娘?新里あおいちゃん。夏海と同じ中学一年生。
すぐに仲良くなって、家の手伝いの合間をぬって近くを案内したり
バドミントンで夏海と勝負(笑)したり。
えてして楽しい時間はあっという間に過ぎ去るもので、今日に
はもう帰らなきゃという朝、「帰りたくない」とマジ泣きする夏海。
沖縄が、というよりもあおいと離れることが悲しくて泣いている
のが、今までそういうエピソードから最も縁遠いキャラだと思って
いただけに、少々意外に感じたり。
とはいえ、よくよく考えてみたら村ではずっと同い年の友達なんて
いなかったし、姉の小鞠が自分より小っちゃいこともあって身体を
使った遊びでは(メインの女の子4人の中では)ほぼ無敵だったし
で、バドミントンで自分を圧倒する相手との出会いから会話から、
やり取りする全てが「未知の体験」で、強い印象を与えたんでしょう
な(*1)。
《同い年の友達との出会いと別れ》というと、れんげとほのかの
エピソードがテレビ版でありましたが、あの時も、一緒に遊ぶ約束
をしていたほのかが、父親の急用で帰ってしまったことを知った
れんげの《感情のグラデーション》の描き方が秀逸でした(*2)。
・・・・いやぁ、聖地巡礼とかそういうことではなく純粋に、沖縄に
行ってみたくなりました。もしかしたら、下手な旅行代理店が制作
するプロモーション映像より効果あるかも。いや、そんなに頻繁
にその手の映像を観ている訳でもないんですが。
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*1:村でも、兄貴や駄菓子屋辺りとやり合えば敵わないだろうけど、相手は
それなりに年上だし、ある程度手加減もしてくれるだろうし。本気で相手
して自分を負かす存在が、夏海にとっては初めてのことだろう。
*2:基本的には原作(のコマ割り)通りのシチュエーションなんだが、非常に
ゆっくりな、時間をかけたズームアップや徐々に遠くなるセミの声といった
アニメーションならではの効果の上乗せが、(もうほのかに会えないこと
を認識してしまって)静かに泣くれんげを際立たせている。
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