機動画報日誌 Mk-Ⅱ

英 浩史の日々徒然を記すブログ

弱肉強食

2008年07月31日 | チルドレン
どうもです。

 「絶対可憐チルドレン」第17話。B.A.B.E.L特務エスパーの新規採用
候補、「ザ・ハウンド」こと犬神初音と宿木明の採用試験を兼ねた
チルドレンとの模擬戦。
 原作だと対ESP手錠で「確保」というのが、持っているぬいぐるみを
奪う、というルールに変わっているのは、やはり何か問題があるん
でしょうかね? もしかして、ニュース番組などで手錠をかけられている
犯人の手元にモザイクがかかってるのと同じ理由?
 あと、初音の能力の説明で「“人狼”の血族」というのフレーズが
なかったような。

 基本的には原作通りなんですが、そこはやはり尺稼ぎのため(笑)
アニメ・オリジナルが所々挿入されていて。チルドレンの3人に
ジェラシーを抱かせるために、ハウンドが試験に合格できるよう皆本が
肩入れするシーンがかなり長尺で入ってます。
 それはもう薫たちが、自分らの担当を辞めてハウンドの担当になる
んじゃないかと心配して、皆本に「ヤキモチか?」と図星をさされて
逆ギレするくらいに。

 しかも、これもやはり問題があるのか、初音が皆本を“欲しがる理由”
が「獣の本能としての食欲」ではなく「気に入った人を独占したい」に
変わっているために、初音が皆本に懐く流れになってしまって、これだと
原作では後々登場するハウンドの正式担当主任、小鹿圭子一曹がやる
ことがなくなってしまうんじゃないかと思うんですが。

 まあこの話をアニメでやると、スタジオジ●リ辺りから訴えられかね
ないので、エピソード自体をオミットする可能性もありますが(*1)。
 でも今回、ただの鳥(といっても猛禽類系だが)に変身するシーンで
「妖鳥シレーヌ」をやってしまたら大して変わらない気も(永井豪氏も
その辺厳しかった印象があるんですが)。

 こうなったら、電波ジャックの回は是非、銀河万丈氏と郷里大輔氏に
ご出演願いたい。同じTV東京系だから「お宝鑑定団」ネタもOKかも
知れないし。

 それにしても、他にもいろいろやってるんだろうと思うんですが、私
が観るアニメに出てくる清水愛さんって“おつむの弱い(*2)獣少女”と
いう役が多いような気が。

////////////////////////////////////////////////////////////
  *1:原作者の日記ブログによると「小鹿圭子=腰掛け」だそうで(外国人キャラ
    が出てきた辺りから厳しくなってきてるのは判るけど、もはや「源氏物語」でも
    なんでもないな)、元々の想定からしてそう何度も登場させないつもりの一発キャラ
    だった可能性もあるが。
    そういえば桃太郎が最初から兵部のペットになってるから、桃太郎が薫に懐くため
    のナウシカネタもすっ飛ばされてるな。
  *2:声優本人がそうだと言うつもりは微塵もないし、そもそも現実の女性に出していい
    評価では絶対にないけれど、アニメの女の子キャラの萌えポイントとしては充分に
    アリで、決して貶してはいない(むしろ褒めている)つもりだが、如何に?


一諾千金

2008年07月30日 | チルドレン
どうもです。

 もう2週前の話になってしまっていて、今更感ありまくりなんですが。
「絶対可憐チルドレン」第16話。軍を脱走したコメリカの特務エスパー、
グリシャム大佐を日米(*1)共同で捕らえようとする後編です。

 日本に赴任してきてたかだか2週間程度で、部下との“連携”をどう
するのか、と思っていたんですが、「日本に来る以前にも上司-部下の
関係だった時期があった」ってことで。まあ、無いハナシではないです
ね。皆本が(コメリカ政府に勤めている?)友人に電話して、すぐに確認
が取れるのはどうかと思いますが。CIAではなくてFBI(*1)だから、それ
ほど機密扱いじゃなかったりするんでしょうか。

 プレコグ(予知)で先読みして、大佐の立ち寄り先に先回りするのは
いいんですが(*2)、出張扱い(?)の温泉旅館で軽く宴会、というのは
いかがなものかと。しかも、宴会芸のギターが無駄に(笑)クルクルと
回ったり、女キャラの胸が、これまた無駄にプルンプルン揺れたりして、
「ナベシン臭いな・・・・」と思っていたら案の定、EDクレジットの演出に
「ワタナベシンイチ」の名が(苦笑)。
 「エクセルサーガ」の時はむしろ面白かったんですが、それ以外の作品
でやられると、妙に鼻につく演出ですね。

 あとは概ね原作通りの流れですが、原作の「オチ」が「中オチ」になって
いて、そのあとにもう一段、(いい意味で)実にアニメ的な盛り上がりが
あります。兵部少佐もひそかに協力してくれて、きれいに纏まってるん
じゃないかと。ただ、クライマックスシーンに必ず「Over the Future」を
かけられると、「はい!ココ盛り上がってますよォ」というスタッフの声が
聞こえてくるようで少々ウンザリしますが。

 あと、最後のカラオケシーン。前編で「かわいそうな象」がそのまま
流れたのに「大きな古時計」が改変されてオリジナルの歌詞じゃなかった
のは、やはりカス・・・・・・もといJASRAC対策なんでしょうか?

0715 S○ 0-5    .671 ① -11.0
0716 S● 2-0    .675 ① -12.0
0717 S○ 0-3    .667 ① -11.5
0718 D● 2-1    .671 ① -11.5
0719 D● 7-2    .675 ① -11.5
0720 D○ 6-7    .667 ① -11.5
0721 G○ 1-3    .659 ① -10.5
0722 G● 7-4    .663 ① -11.5
0723 G○ 0-5    .655 ① -10.5
0725 D● 7-1    .659 ① -10.5
0726 D● 2-0    .663 ① -10.5
0727 D○ 6-4    .656 ① -9.5
0728 S○ 3-4    .648 ① -9.5
0729 S● 4-3    .652 ① -9.5
////////////////////////////////////////////////////////////
  *1:「アメリカ」ではないですよ? あくまで「コメリカ」ですよ?
  *2:100%も予知が難しいにしても、肝心な部分が予知できてない(原作の
    設定だったらメンバー更迭されてそうなくらい)し、少々安直に使い
    すぎている気はしますが。


情報解禁

2008年07月29日 | 同人活動
どうも、ご無沙汰しております。

 本日、無事に本文入稿を完了しました。8月17日、全日本絵画の卓で
今回の新刊をご覧いただけます。

目印の表紙はコチラ。

表紙込み、全66ページ。頒価は900円を予定しております。

 頒布は、日曜 西 む-24b 全日本絵画 はもちろんのこと、

     金曜 西 か-29b 特撮研究会 さま
     土曜 東 K-21a ネバネバランド さま にて

委託していただく予定になっております。ほかにも変更・追加情報など
その都度この場にてお知らせしますので、宜しくお願いします。

 それでは、手短かながら今回はこの辺で。
                 ・・・・とりあえず寝ます(苦笑)。
////////////////////////////////////////////////////////////

途中経過

2008年07月18日 | 同人活動
どうもです。

 ページによってはほぼ完成状態にあった版下データが一部とはいえ、
破損して読めなくなってるんですけど、USBメモリで
“ディスク”エラーって何ですか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・orz
 Wordのテキストファイルも文字化けしまくってて復元しないし。


 いやぁホント、バックアップって大切なことですよね。切羽詰まって
きて、バックアップ取ってる余裕が無くなってきた途端、コレだもの。

 原状回復するのに、丸々2日費やしてしまいました。四月五月の2日
ならどうってことないですけど、この時期の2日は本当ゥゥ・・・・・・・・に
痛いっス。

 ・・・・・まあその、とにかく頑張ります。もうしばらくお待ちを。
////////////////////////////////////////////////////////////


金科玉条

2008年07月14日 | チルドレン
どうもです。

 「絶対可憐チルドレン」第15話。軍を無断離脱(要するに脱走)した
コメリカの特務エスパー、グリシャム大佐を確保するため、コメリカの
ケン&メアリーに協力するチルドレンたちの話。初めての前後編、2話
構成です。

 極秘裏に大佐の身柄を確保するため、ケンたちとチルドレンだけで
動いていた原作と違って、「感動した!」な首相(笑)の要請でB.A.B.E.L.
が全面的に協力しているようですが、ナオミや賢木たちの作戦行動が
“顔出し”以上の意味があったかというと、かなり疑問符がつく展開
だったり。
 大佐が自らの強い希望で在日米軍基地に赴任してきてからまだ2週間
ほど(*1)で、ケン(はともかくメアリーは間違いなく)も大佐の能力に
関して詳しく知らなかったりするようですが(*2)。

 でもそうすると、オチが変わってくるんじゃないだろうかと思ったり。
単にケンがとぼけてるだけということにしても、部下になって2週間程度
の結びつきでそういうことするのかな?とか(*3)。
 あくまで大佐の私的な理由からの行動で、正規の軍事行動じゃない
から上官の命令とか関係ないだろうし。
 原作を知っているから、半月前に突然(?)日本に来なければならなく
なる理由が「後付け(=アニメオリジナル)」で出てくるのも、納得でき
なくはないんですが、そうすることで発生する、他の部分との齟齬が気に
なるというか何というか。後編でその辺を巧く処理してくれるのならば、
それはそれでいいんですが・・・・・。

 メアリーと薫の確執は、オリジナル部分も含めてけっこう尺を割いて
いたように思うんですが、原作にあった、チルドレンの制服に対する
メアリーのツッコミから薫の「肉を切らせて骨を断つ!」を経て、友誼
を築く(笑)一連の流れは、後編でやるんでしょうかね。前編ではまだまだ
確執の解消までには至ってなかったようですし。

 大佐が“脱走”するに至った理由とか、兵部京介との関わりとかは、
原作通りになってるものと思われる(そこが変わったらこの話自体が
成立しない可能性があるが)ので、とりあえずは来週の後編待ち、と
いうことで。

 ・・・・・ほぼ毎回思うんですが、もう少しBGMのボリュームを落とせない
ものなんですかね? BGMにかき消されて聞き取りづらい台詞の数が
半端じゃないんですけど。他の番組では特にそういうことは起きないから
ウチのTVのスピーカーの問題じゃないと思うし・・・・・。
////////////////////////////////////////////////////////////
  *1:ってことは、薫が母姉に切れて家を飛び出したころか、葵がロベリアの空を
    (生身で)飛んでいるころか、ともかくB.A.B.E.L.の慰安旅行よりも後だという
    ことだな(苦笑)。
  *2:まあ原作のように、知らなかったととぼけるケンに「嘘つけ!知ってて情報を
    出し渋っただろ!」と切り返す桐壷局長は、日曜朝のアニメ番組にはそぐわない
    かも知れませんが(笑)。
  *3:大佐の“巧みな話術”で、ケン自身が既に「陥とされて」いる可能性もなくはない
    が。
    急遽日本に来る必要が生じて、在日米軍基地への赴任指令を得るのにも、この
    超能力が(上官への説得に)使われてたりして。ふと、あの世界では超能力を
    使った猟官運動(?)って法的に問題ないのかな、とか思ったり。