1年ぶりに那須動物王国を訪問。
昨年から始まったハシビロコウの展示は環境の悪さばかりが気にかかり正直楽しめませんでしたが、多少は改善されたのでしょうか??今回はそのチェックのために訪問しました。
飼育開始から1年、入場チケットやお土産にハシビロコウを前面にだしてきています。
で、肝心のホンモノは、、、
相変わらずの室内展示オンリーでした。
変化あった点は名前がつけられたことと、各個体のスペースの間に申し訳程度の仕切りが追加されたくらいです。
↓カシシ
↓アサラト
ボンゴはおやすみ、ってあるけど健康状態が理由じゃないことを祈ってます
何故心配かというと、狭い展示スペースにおけるハシビロコウの密度の高さから来るだろうストレスと日光浴ができない環境における健康維持に不安があるからです。
カシシの嘴の傷の多さなど半端ないです!
ってか去年の公開初日の時点で傷だらけだった。それが未だに治癒してないってことはあり得ませんので、この1年の間に他の個体(アサラトかな?)に何度か噛まれた可能性が推測されます。
また、カシシの腹回りの羽毛がボロボロに感じられました。
自分は鳥類の生態の細かいことについては門外漢ですので、これが正常か不調な状態なのかは正直わかりません。
ただ、こんな羽毛になってる個体は他では見たことがないです。
カシシは他園の個体と比べてまだ幼いので発育途上のためにこの様になっている可能性もありますが…飼育環境に起因する不調だとしたら悲惨です。
少なくとも単独性の強い大型鳥を狭いスペースに同居させること絶対に良くないと思います。個体同士が隣接する部分があったとしても、必ずそれぞれの個体が逃げたり、かくれたりできるようにしてあげるべきです。
また、狭いスペースではハシビロコウのダイナミックな飛行シーンを見れないので、楽しみも半減です。動かないだけが売りじゃない、ってことを理解した上で展示スペースの見直しを進めることにより訪問するファンも増えると思います。