片側顔面痙攣の手術を三井記念病院で受けてから2年ちょいがたちました。
症状の再発は無く順調に右側頭部の神経も復活してきているという感じです。
たまに傷口に痛みはありますが、これは、手術した事がある人なら誰でも
ある症状みたいですいわゆる「古傷が痛む」って奴ですね。
私が受けた手術では、頭蓋内の動脈をずらして接着剤で固定し顔面神経との
接触を回避するといったものですが、私の手術前後において、私が受けた術式か
もしくは、動脈と神経の間にスポンジのような物を挟む術式の2種類がありまし
た。
私が手術を受けた三井記念病院でも私が手術を受けるちょっと前まではスポンジ
方式だったようです。
しかしながら、この方式ではスポンジがずれて、神経を圧迫して顔面痙攣を
再発するといった報告が、多く出始めた時期でもあったようで、私が手術を
受けた前後から、接着剤方式に変わり始めたようです。
そういう意味ではまだまだ臨床件数が少ない手術なのかも知れません。
私自身は、三井記念病院のような快適な病院ならばいつでも再手術&入院は
構いませんが・・・
ところで、同じく片側顔面痙攣を患っていた高樹澪がおい変わらず、マスコミ等で
大げさに喧伝していますね。
以前は死亡率80%の大手術を受けたと言って、ましたがつい数日前のテレビでは
死亡率50%の手術に変わっていました。
しかし、ほっといても死なない病気に死亡率50%の手術を執刀する脳外科医なんて
居るもんですかね・・
病気を利用したお涙ちょうだい出演には、同じ病気を患った者としては
大変腹が立ちます。
日本国内での片側顔面痙攣手術の死亡率は0%です。
今現在、片側顔面痙攣に悩んでる人はテレビを信じずに、脳外科医を信じてください。