一昨日は船舶免許の更新で講習会に友人のY崎さんと参加してきました。
Y崎さんは1級免許で世界の海を航海することが出来ます。私は2級ですので岸や島が見える範囲までです。
まぁ~身分証明証代わりに持っているだけです。
昨日もご紹介しましたが、イタリヤ製のフィアットのEV車です。
これを衝動買い出来るなんて、さすがその立場の方です。
この車に同乗させていただき、八王子戸吹の「鮨忠さん」に伺いました。
Y崎さんは18歳くらい前からこの店を利用(知っている)とのことでした。
実に40年前からです。
街道沿いに面した(以前は山中にあり)、青い大きな建物が鮨忠さんです。
以前、出入り口だった場所を変えて、祭り好きの若(息子さん)が秩父だったか?より求め、店に接して移築したとのことです。
大将もこれからの時代は、若い者に任せないと・・・。口出しはしなかったとのことでした。
部屋を仕切る板戸は、天皇陛下(ご幼少のころの)の書道の桑原翆邦先生が揮毫(きごう)したものです。
私は桑原翆邦先生の門流(ず~っと下流)になります。
予約していますので、いつもの席を用意しいてくれました。
先ずは、あがり(お茶)と生ビールで乾杯です。
付け出しが美味い!カボチャ?と青い菜と塩辛が酒に合います。
塩辛の作り方を教わりました。
ワタに塩をまぶし、3時間ほど冷蔵庫に入れて水出しするそうです。そうすればワタに塩味も付いて水っぽくならないそうです。秘訣は麴味噌を入れるとのことでした。普通じゃここまで教えてくれません。
いつもお任せです。
豪華なつまみが出されました。
Y崎さんは、マグロと太刀魚の握りからです。
美味い!と唸っています。
次に冷酒にしました。銘柄は鶴齢です。何故ならばY崎さんの雅号(書のペンネーム)が「鶴嶺」(かくれい)と言います。
ちなみに私の雅号は「萬鶴」(ばんかく)です。萬(よろず)なことに興味があるので、先生が付けてくれたペンネームです。
飲んでいましたので、すべてをパチリしていませんでした。
どひゃぁ~美味い!
ご満悦とはこのことを言うのでしょう。
また、話が面白いのです。40年前のことから、近所の誰それがと大将と会話しています。
二人だけしか知らない昔話が飛びかっています。
女将である若の嫁さんも生れていないころの話です。
私が通い始めたころの小学生だった長女さんも、今では二十歳だとか・・・。
個室も多くありますが、法事などですぐに満席になりました。
若(息子さん)は奥で出し物を作っていました。元超有名な料理店で修行していました。
ランチ時も過ぎました。
割り勘でお支払いを済ませました。(本来はいつもお世話になったり、私は酒も飲んでいますのでお支払いしようかと思ったのですが・・・)
たまごはお好きですか?と言われましたので、大好きですよう~。とこたえたら・・・。
駅に向かう道中ですが「たまご屋さん」に寄ってくれて、奥さんにと土産にと持たせてくれました。
この駅から、電車一本で帰宅できます。
特に結婚記念日だからと、豪華な食事は用意していませんでした。どうせ、私が鮨屋さん美味しいものを食べているからと思ったのでしょう。
結局、二人で美味しいたまごかけご飯で済ませました。
箸でつまみ上げても割れないくらいです。
これぞ、豪華めしだと思っています。
このY崎さんは会社のトップですので、社内では私と同じように大笑いしたり雑談も出来ないのでしょう。
私は社員のみなさんもよく知っています。拙ブログをご笑覧いただいているとか?普段見たことないY崎さんも含めて鮨忠さんの飲食をご紹介いたしました。
yuki75