9月12日に投稿しましたが公務員制度改革における給与制度改革をもうすこし詳しく説明いたします。
1、実質わたりの是正として
国に準じた新給与表を作成し実質わたりを解消する
吹田市では現行9等級の給料の上限と下限が決められております。
改正案では1等級、9等級を廃止して全体で7等級に変更し、同時に新4等級~新6等級の給与上限を引き下げ実質わたりを解消します。
新4等級 427,200円から424,600円
新5等級 420,300円から390,100円
新6等級 412,200円から356,400円に引き下げ実質わたりを解消する。
吹田市行政職給与表(現行・改正案)参照
2、給与水準の適正化
役職段階に応じた給与カットの実施により、ラスパイレス指数を引き下げます。
部長職12.5%、次長級9.5%、課長級8%、課長代理級7%をカットし、現行のラスパイレス指数101.6から98.3にします。
3、諸手当(特殊勤務手当、住居手当、通勤手当、退職手当など)を見直します。
以上の改革を進め年間6億円以上の人件費を削減します。
現在の素案で現行給与制度、改革制度を良く精査して議会で発言してまいります。