さて。。。それならばと

楽しみにして居た
マック跡地。



ここでも元気が無い。



気になるのはネコさん。
実はこの横を走る
細い車道の脇が資材置き場。

どうもそちらが気になって
しまうのか、雪どころでは
ない様子。
もはや歩き難く、冷たい雪は
彼女に取り余計なモノかも
解らない。



マック跡地の工事車輌までも
クンクン。

それでは。。。

と次の雪場へ。



ここはおねぇさんの小路
横の落ち葉個所
雪は汚いものも覆い隠して
しまうのか、あの汚れた
地面も真っ白。



木が折れて痛そうだ。

ここでもゆきは相変わらず
楽しくなさ気。

まだ分譲地空き地で

それ程嬉しそうでも
なく、更に
テンションも上がらない
ゆき。。。
雪が顔に付いたのか
プルプル。



憂鬱気に遠い目をする。

これ等、問題の大雪翌日、

念願の雪の積もった日。。。

社交場の道へ向かう。
歩き乍らワクワクする。
。。。飼主が。。。
ここはあの分譲地手前の空き地。



まずはこの柵を潜っては入れない。
グルリと廻り



分譲地手前の空き地を目指す。
いつもより多い大型トラックが
立ち往生し駐車して居る。



空き地入り口はグシャグシャ。
いざ。。。



空き地へ。この様にゆきは
遠くに居るが、喜び勇んで
走って離れたのではない。



飼主が彼女から離れて
走って居るのだ。全く間抜けな飼主。

ゆきは反対側でいつぞや
遭遇したネコさんが
又居ないのか、雪の中、
面倒臭そうに歩いて隅へ。

ネコさんに関しての記憶
だけは恐ろしい位に
良いなぁ。

１００枚以上もある、雪の積もる日

写真をVISTAで縮小する。。。
このエイサーでは
画像が取り込めない為に
近々、修理に送る予定だが
VISTA、必死に唸り声を上げ
頑張る。。。

１００枚を縮小するのに２日
経ってもまだ終わらない。
何週間掛かるのだろうか。

最近ゆきは、ご飯の他に
決まってDフラを摂取。
ご飯に入れ忘れたのが
始まりで、デザート感覚
になってしまった。
Dフラとパンが定番。。。

しかし、イヌは時計が読める
のではないかと思う程、
正確にご飯の時間が解るのか？

ゆきは１８時になると
必ず飼主を見る。
その視線の動きは普段と違い、
キッチンと飼主の顔を交互に
。。。

恐らく自分のご飯の準備をしている
のか否か確かめる様に。

ここのところ、結構味付けの
濃い食物を食べる。
どう転んでもいけないのだろうと
解るが。。。
心臓も悪い方向に加速して
居るというのに。

ゆきと一緒に食事をすると
とにかく当たり前だが
早い。。。幾ら飼主が急いで
食べても負ける。

争う方がどうかと思うが。。。

幸せを感じる。
ゆきと一緒に居られるだけで
天国の様だ。

考えてみると２４時間一時たりとも
彼女の事が頭から離れない。

全く以ってして彼女とは
何等脈絡の無い作業中に於いても
。。。
この素朴で暖かな幸せを感じる
日々を奪われたくはない。

履いて捨てたくなる程の
多くの柵も灰色の出来事も
忘れる。

彼女がそれ等を忘れさせて
くれて居る事にすら気付かなかった。

どれ程、このイヌに救われ
１２年間を生きて来られた事か。

一イヌに癒されたいから彼女を迎えた
のではなかった。
気付くと癒されるどころでは
なくなって居た。。。

バタバタと彼女を迎えた。
何故かずっと黒い雑種を探して
居た様だった。余り記憶は無いが。

本当に可愛くなく、今テーブルの上に
たった１枚の飼主宅へ来る前の
写真が飾ってある、恐らくゆき初の
モノだろう。

その写真には彼女と一緒に
早々、譲渡先が決まった、
可愛い子が映って居る。

こっちの子の方が良い、と本当に
思った鮮明な記憶がある。
コロコロで本当に可愛い。

しかし余ったゆきが飼主宅へ
貰われる事になってしまった。

奇跡的な出会いでも、感動の
巡り逢わせでもなかったんだったな。

。。。それが。。。

それがこの様なイヌになって
くれる等、予想外だ。

彼女はこの飼主が望む以上の
行動をし続け、何とか飼主に
気に入られる様にしたのか？

ゆきのお陰で人生が変わった。
この黒い塊がヒトの人生を
変えた。

ゆきと共に生きて来た１２年。
かけがえの無い、宝物だ。

この宝石の様な宝物をこれからも
少しずつ積上げ、増やしていかれる
のだろうか。

彼女は自分の「命」。。。
それ以上でも以下でもない。

唯、「命」。。。