玉陽庵 算命学ブログ

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玉堂星と司禄星 - 二つの“育て上手の星”

2015年02月15日 | 算命学 あれこれ
良いお母さんの星として挙げられるのが「玉堂星」と「司禄星」。
どちらも母親となった方が持たれているととても良い星ですが、
意味合いに少々違いがあります。


「玉堂星」は知恵のある「賢母」として子育てが上手ですが
非常に理性的で少々クールすぎる部分があることも。

「司禄星」は愛の星ですので、情愛が細やかで良く世話を焼き
理屈抜きで日々大切に子供を育む母親。
ただ、足元の幸せという限られた範囲を大切にする性質を持ちますから
子供の先を見越した行動などは不得意かもしれません。

もちろん、どちらもお持ちならば言うことはありませんが
どちらか一方だけをお持ちの場合、注意すべき点をお話しておきたいと思います。

「玉堂星」「龍高星」などを多くお持ちの方の場合、
理性が感情に勝ってしまう場合があり、子供に「愛されている」という
実感を持たせることが上手くできない場合があります。

どんなに厳しいことを言われても、子供は愛情さえ伝わっていれば
きちんと耳を貸すもの。
逆に、この愛情が上手く伝わらなければ、親子といえども
コミュニケーション不全に陥ることがあります。

このような方は、折に触れて「あなたは私の宝物だよ」と
お子さんを抱きしめてあげて下さい。

どんなに正しい理論でも、子供を育てる場合はまずは情が優先。
何か諭したいことがあったとしても、しっかり愛情を伝えた上で
諭してあげて下さい。


「司禄星」だけをお持ちの方。
おそらく、お子さんがあなたの愛情を疑う事はないでしょう。

愛するお子さんが沢山いて、日々忙しい方は心配ありません。

ただし、お子さんが少なく、十二分に目が行き届くような場合。

お子さんに、世話を焼きすぎてはいませんか?
手を出しすぎたり、口を出しすぎたりしてはいませんか?

司禄星の愛情も、行き過ぎれば、単なる過干渉の過保護となり
お子さんをダメにしてしまいます。

お子さんも、どんなに口うるさいと思っていても、その裏にある
確たる愛情を感じる分、それを跳ね除けることが難しくなってしまうのです。

「司禄星」は大変尊い星ではありますが、親となった方が持つと
“口うるさい”親となる星。

一つでも“口うるさい”「司禄星」を2個以上お持ちの方は、
くれぐれも気を付けて下さい。

特に思春期以降のお子さんをお持ちの場合、お子さんに対して
口を出したいことの半分を我慢したとしても
客観的には“口うるさい”親となってしまうのです。

このような方は、「手も口も出さず、見守る事」に徹してください。
世話を焼くだけが愛ではありません。
子供が自ら考え、決めて動く姿をじっと見守ることこそが
おしめが取れた子供に必要な愛情です。

少々転んでも、手を差し伸べる必要はありません。
転ぶ痛さを知ることも、成長には欠かせないのです。

本当に手を差し伸べるタイミングは、生命に危険が及びそうな時だけ。



このように「玉堂星」「司禄星」それぞれの特徴を理解したうえで
子育てをされると、バランスの取れた子育てになると思います(^^)

もちろん、どちらの星もお持ちでない場合も、上記を参考にして
情と理のバランスがとれた子育てを心がけて下さいね(^^)




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