玉陽庵 算命学ブログ

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羽生結弦選手の2014年 その1

2014年12月29日 | 算命学 あれこれ
年末ですし、今年話題となった方を占ってみたいと思います(^^)

今年、とにかく話題の人であったフィギュアスケートの羽生結弦選手。
1994年12月7日生まれの彼の星は、以下の通りです。


   丁 丙 甲
戌 卯 子 戌 申
亥 乙 癸 辛 酉


     │玉堂星│天印星
───┼───┼───
龍高星│車騎星│禄存星
───┼───┼───
天胡星│石門星│天馳星


彼の日干支は「香木」と呼ばれ、他に「壬」があると香気が増して
香りが広がって知れ渡り、「名誉を得る」と言われます。
一見どこにも「壬」が無いように見えますが、彼の命式には
「丙」と「辛」があるので、これらが干合(暗合)して
「壬」と「癸」に変化します。
日干の「丁」とこの「壬」からは「牽牛星」という名誉の星が生まれ
彼に名誉をもたらすのです。

本来、この暗合による変化は20代ではまだ少々早すぎますので、
この「名誉」とは「金メダル」を指すのではなく、40代以降、
スケート連盟などの組織において名誉職に就くことを暗示しているように思われます。

では、何が彼に金メダルやその他の大きな騒動をもたらしたのか。

まず、特筆すべきは、彼が幼いころからフィギュアスケート一本に絞って
その才能を伸ばす教育を受けてきたこと。

彼はエネルギー値が145と男性としては低く、マルチ型の才能ではありませんが
脇目も振らずに好きなことを徹底してやる集中力は目を見張るものがあります。

また、行動領域も一領域と非常に狭く、卯-戌の「支合」という融合条件を持つ人には
ストレスの多い領域の狭さです。
ただ、この狭さは芸術などの狭い領域で大きな成功を掴むタイプでもあるのです。
この成功の為には幼いころから一つの才能だけを伸ばす教育が必要と言われ、
彼はまさにこの道を歩んできたと言えるでしょう。

彼の才能の扉が開いたのは、彼が13歳の時。
ジュニアでも順調に成長してきて、一気に彼を成功へと羽ばたかせたのは
皮肉なことにあの大震災で故郷を早く離れざるを得なかったという事実。

戌亥天中殺の方は故郷や家系から遠く離れて運をつかみます。
元々、戌亥天中殺が陽転しやすい命式ではありますが、おそらく本人も周囲も
あれほど早く離郷せざるを得なくなるとは思っていなかったでしょう。

その後も海外に練習拠点を移しましたが、彼にとって幸運だったのが
彼が「龍高星」の持ち主だったこと。
いくら故郷を離れた方が良いとはいえ、異文化に馴染めるかどうかは別の話。
「龍高星」を持っていることで、彼には異文化がストレスとはならず、
世界で生活することが苦ではありません。

それでは、彼がフィギュアスケートでここまで才能が発揮できた理由ですが。

まずは、身体を動かすことが得意な「車騎星」はアスリート向きの星。
優しいスマイルの印象的な羽生選手ですが、中身は闘争本能の強い、さっぱりした男っぽい人。
じっとしていられないタイプなので、練習熱心でもあります。
さらに、ゴルフのタイガー・ウッズ選手などが持っている、争いごとに強い「勝負師」の
証しである子-卯の「旺気刑」を持っており、さらに現象を強める「龍高星」「車騎星」
まで持っている為、勝負強さは並外れています。

本番で見せる強い眼差しや負けん気は、この辺りから来るものでしょう。

ただ、男っぽく勝負強いだけでは、美しさを競う競技でもあるフィギュアスケートで
成功することはできません。

まず、「天印星」という赤ちゃん星の持つ可愛らしさは、あのスマイルを見れば
誰もが納得するでしょう。
「天胡星」は芸術性の高い星。音楽を完璧にとらえる繊細な感性や
美しい身のこなしはここから。
「天馳星」はこの場所に出るとスター性が表れます。
また彼の才能が集中しているのは、大きな引力を持つ「禄存星」。
芸能人やタレントなど人気稼業には欠かせない星で、誰もが彼に目を奪われます。
しかも、これが「龍高星」と組み合わさると色気を発し、「石門星」と
組み合わさると、カリスマ性が出るのです。
これらの星の組み合わせが強烈な引力となって見る人を惹きつけ、
世界中のファンを熱狂させているのです。


それでは、2014年という年が、彼にとってどのような年だったか。
ちょっと長くなってしまったので、明日の「その2」に続きます(^^)

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