玉陽庵 算命学ブログ

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十二大従星と結婚運

2014年12月18日 | 算命学 あれこれ
十大主星と十二大従星は、何度か取り上げてきましたが。
五行の陰陽という性質を持つ十大主星に対し、十二大従星には「年齢」があります。
赤ちゃんである「天印星」から、死の直前の病人の時代である「天胡星」までの
“現世”の時代ばかりでなく、死んだばかりの「天極星」から、
あの世に旅立つ「天馳星」、そして、また肉体に戻ろうとしている
胎児の「天報星」まで、“来世・前世”に属するものもあります。

この十二大従星はかなり奥が深く、勉強を進めていくと
自分が生まれたバックグラウンドである“家系”の姿が
分かったりするのですが。

本日取り上げるのは、これら十二大従星と「結婚運」の関係。

占いをする際、一番その人の性格などを把握しやすいのが
五つある十大主星です。
十二大従星は、幼少期、中年期、晩年期の運勢などを見る場合に使ったり
エネルギーを放出するのに十分な強さを持っているかどうかを見たりするのですが。

もちろん、その方の性格・性質を見るのにも使います。

例えば、「天堂星」という老人の星を持っていれば、人の「相談役」になりやすく
同世代よりもずっと年上、あるいは年下の人と気が合う・・・など、
その星の「年齢」が色濃く反映された性質が出てきます。

また、「天印星」という赤ちゃん星を持っている人は、宿命にある子供の人数の
半分の人数しか育てない方が良い、とされています。
それ以上産む場合は、周囲の助けが必要なのです。
理由は、本人が“赤ちゃん”だから。
他の2つの十二大従星に、どんなに老成した星が出ていても、これは変わりません。
老成した部分もあるはずですが、どうしても子供っぽい部分も同時に
持ち合わせていて、それを消すことはできないのです。

これは「母親」としてですが、結婚して「妻」になることも同じ。
自立した大人として夫を支え、家庭の中心となって切り盛りをするには
どうしても「大人」である必要があります。

このため、「子供」の星ばかりを持っている人は、なかなか結婚に至らないのです。

もしも一つでも「大人」の星を持っているなら、その星を輝かせる必要があるでしょう。
また、せっかく「大人」の星を持っていても、それが邪魔をされる
大運は結婚運が悪く、そこで結婚すると、問題の多い結婚となると言われています。


それでは、子供でも大人でもない、「来世・前世」に属する星の場合はどうかと言いますと。

「現世」に属さない星は、肉体を持たない星。
肉体が無いので、どこに飛んで行くか分からないという性質があり、
いきなり電撃的な結婚をしたりと、突飛な行動を取りやすいのだとか(^^)

周囲の人々が驚くようなスピード婚をした方がいたら、もしかすると
その方にはこの「来世・前世」の星があるのかもしれませんね。