玉陽庵 算命学ブログ

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続・陰道占技 - 芸術家 -

2014年12月03日 | 算命学 あれこれ
本日は、陰道占技のお話の続きをしてみたいと思います(^^)

以前、「芸能人・タレント」のお話をしましたが。
彼らが成功する条件には「孤独に弱い」というものがあります。
不安定な家庭環境などで寂しさ、不安を感じると、それを紛らわせるために
明るく振る舞うようになり、そこが人気を得るからです。

また、大衆からの人気を得るためにも大衆性が必要で、
人間性があまりに向上してしまうとタレントとしての魅力が
無くなってしまうとも言われています。

これに対し、同じ芸でも「芸術家」として成功する為には、
人間として立派である必要があります。
また、作品に集中する必要があるため動き回ることはなく、
「孤独に強い」必要があるとされています。

これらの条件で思い出されるのが、先日亡くなられた高倉健さんでは
ないでしょうか?

テレビでもたくさんの特集が放送されていたので、詳細は省きますが、
彼の人間性の素晴らしさを疑う人はいないでしょう。
また、北野武監督の「健さんは立っているたたずまいから、孤独がにじみ出ている」
という言葉は、非常に印象に強く残りました。

プライべートでは江利チエミさんとの離婚後、再婚することもなく、
また、仕事場では彼ほどの大スターになると周囲から敬愛されるとはいえ
同等に並び立つ人がおらず、どれほど孤独だったか分かりません。

“「芸能人・タレント」である人が人間性を向上させ、立派になると「芸術家」に
なってしまい、真の「芸術家」であるためには孤独に強くならなくてはならない”
というのが、陰道占技の教えです。

高倉健さんは、まさに人間性を向上させ、孤独に耐え、「大衆芸能の成功者」から
「真の芸術家」になった稀有な方だったのだと思うのです。

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