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47  山登りと合気道

2018-09-29 | 日記

秋の連休、
半ば衝動的に、7年ぶりの槍ヶ岳登山に挑戦。
かつての山歩き仲間が次々と山行から脱落、初めての方々の列に参加。
13キロの荷物を背負い、3000㍍まで高度差1500㍍の峻険な山道を
往復40キロ余り踏破することに。

呼吸法など、登山の基本はさておき、
今回の主題は、日頃の稽古の仕方が間違えていないかどうか、
確かめること。
運動の主体は下半身、そのためには体幹と下半身のつながりが肝心、
(ヨイショ)歩きは厳禁、顔や上体が前へ突っこまないことを言い聞かせます。
そして、踵。地のチカラを十二分に頼みに頂くことです。

初日は10キロ余りほぼ平坦でしたから、足取りも軽く気分は爽快。
問題の2日目、約8時間の行程の90%が登りです。
肩のチカラを抜き、日頃の構えを思い出すと、なるほど、荷の重みも軽くなるでは
ありませんか!
小刻みに足場を踏んで登っていくと、身体の割れ具合もよくわかります。
今回は特に、踵に意識を置きながら、(蹴らない歩き)を意識。
稽古代わりと思い、ストックは一切使いません。

とはいえ・・
5時間6時間と登りばかりが続くと、さすがに、齢は否めません。
登山慣れした他の人のピッチについていくのが、しんどいこと。
やがて腿に疲労がたまり、脚が上がらず、
バランスも崩れがちになり、(ヨイショ)歩きの連続・・

最後は目はかすみ、息も絶え絶えの体たらくでした。
ま、毎晩の呑んベえぶりのツケを払った格好です。
(最終日は20キロ余りを下りばかり。これは、普段の稽古が活きました)

結論、
スタミナ切れは、合気道の稽古の仕方以前の問題でした。
行程自体、ベテランと同じペース配分では分が悪すぎます。
もっと、1.5倍くらいのゆったりしたペースで、休憩をゆったりとれる計画にせねば。
長丁場の山行に臨む心掛けが間違っていたわけです。
齢に応じた省エネ登攀の術理を身に付けねば。
どなたか、怠け者の呑兵衛でも可能な合気道的登山の技を知っていたら
教えてください。

スタミナを養うことも課題にしたいところですが、
それは稽古場よりも日頃の習慣の中で養わないとだめでしょうね。
そこがね・・・

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