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47  山登りと合気道って・・?

2018-09-30 | 日記
秋の連休、
半ば衝動的に、7年ぶりの北アルプス、槍ヶ岳登山に挑戦。
かつての山歩き仲間が次々と山行から脱落、初めての方々の列に参加。
13キロの荷物を背負い、3000㍍まで高度差1500㍍の峻険な山道を
往復40キロ余り踏破することに。

呼吸法など、登山の基本はさておき、
今回の主題は、合気道の日頃の稽古の仕方を間違えていないかどうか、
確かめること。
運動の主体は下半身、そのためには体幹と下半身のつながりが肝心、
(ヨイショ)歩きは厳禁、顔や上体が前へ突っこまない・・ことを言い聞かせます。
そして「踵」。
非力なわたしが登山するには、
報エネで地のチカラを十二分に頂戴することしかありません。

初日は10キロ余りほぼ平坦でしたから、足取りも軽く気分は爽快♪
問題の2日目、約8時間の行程の90%が登りです。
肩のチカラを抜き、日頃の構えを思い出すと、なるほど、荷の重みも軽くなるでは
ありませんか!
小刻みに足場を踏んで登っていくと、身体の割れ具合もよくわかります。
今回は特に、踵に意識を置きながら、(蹴らない歩き)を意識。
稽古代わりと思い、ストックは一切使いません。

とはいえ・・
5時間6時間と登りばかりが続くと、さすがに、齢は否めません。
登山慣れした他の人のピッチについていくのが、しんどいこと。
やがて腿に疲労がたまり、脚が上がらず、体力もぎりぎりに。
バランスも崩れがちになり、(ヨイショ)歩きの連続・・

最後は、目はかすみ、息も絶え絶えの体たらくでした。
ま、毎晩の呑んベえぶりのツケを払った格好です。
(最終日は20キロ余りを下りばかり。これは、普段の稽古が活きました)

結論、
スタミナ切れは、合気道の稽古の仕方以前の問題でした。
行程自体、ベテランと同じペース配分では分が悪すぎます。
もっと、1.5倍くらいのゆったりしたペースで、休憩をゆったりとれる計画にせねば。

長丁場の山行に臨む心掛けが間違っていたわけです。
トレーニングをしていても、体力は下降線をたどるに違いありませんから、
齢に応じた省エネ登攀の体術を身に付けねば、これ以上は無理です。
どなたか、
怠け者の呑兵衛でも可能な合気道的登山の技を知っていたら教えてください。


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