今日より明日へ

平成20年7月、肺ガンと宣告された父(74歳)。

平成20年10月25日、永眠しました。。。

精密検査

2008年07月17日 | 告知から治療開始まで
紹介状を持って、早速翌日の7月2日に国立病院へ行きました。

そこで再度レントゲンを撮り、主治医の先生からの説明がありました。
左肺下葉に10cm×10cm×6cmの大きな腫瘍ができていて、他にも何箇所か影が見えるとの事でした。

その腫瘍の正体を知るために詳しくをしましょうとの事で、7月7日~8日にかけて検査入院をすることになりました。

7日にはCTスキャンと気管支鏡検査。
8日には脳のMRIと、骨シンチ検査をしてもらいました。

その結果、左肺下葉の大きな腫瘍の他に、左肺の上の方と横隔膜近くにも腫瘍がありました。
また、大きな腫瘍を囲っている肋骨にもガンが浸潤していて、肝臓と脳にも遠隔転移していました。
脳の腫瘍はかなり大きく、痛みがないのが不思議なくらいだそうです。

肺の腫瘍があまりに大きく他にも転移しているため、父の年齢(73歳)の事も考えると外科手術はできないと言われました。

そこで同院内の放射線科に紹介状を書いてもらい、翌日受診する事になりました。


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決心

2008年07月15日 | 告知から治療開始まで
私には埼玉に住む妹がいます。
父にとっては、年を取ってから授かった可愛い末っ子。
今年は、その妹の子供(長男)の幼稚園最後の運動会。
先日(6月末)妹から「今年こそは見にきて!」と父に電話が来たそうです。

このところ左手の痺れや、食欲不振、体重の減少などの症状があり、埼玉に行く前にしっかり体調を万全にしておこう、という事で病院へ行く気になったようです。

どうせ行くんなら月を跨がないように7月に入ってから行ってみたら?と私が言っていたので、7月になり早速1日の日に行きつけの病院へと行きました。
そこで撮ったX線には、左肺の部分に恐ろしいほど大きな影が写っていました。
そして大きな国立病院へと行く事となりました。


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早期発見

2008年07月14日 | 告知から治療開始まで
今から3年前の10月。

父は居住地の町の健康診断を受けました。

そこで胸のX線検査でわずかな影が写り、「要精密検査」の検査結果が送られてきました。

母をはじめ私たち家族は、病院へ行くよう何度も言うのですが、病院嫌いな父は「大丈夫じゃが。誰でんいつかはひっけしんとやが。(大丈夫だよ。誰でもいつかは死ぬんだから)」と言って聞きませんでした。

今思えば、あの時が早期発見であったに違いありません。
後悔先に立たずですが、あの時引きずってでも病院へ連れて行っておけば・・・

そんな病院嫌いな父が、何故受診する気になったのか。
次回お話します。


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肺ガンと宣告されて

2008年07月12日 | はじめに
はじめまして、管理人のはるです!

先日父が末期の肺ガン(扁平上皮ガン)と宣告されました
そんな父の事や闘病生活の事を、書き記していきたいと思いブログを立ち上げました。

肺ガンってどんなものなのか、どんな治療をするのか、どのくらい費用が掛かるのか・・・
分からない事だらけです。

もし知っている方がいらっしゃいましたら、コメント欄で色々教えて頂きたいと思っています。
また肺ガンについて知りたい方の参考になればと、父の実体験を綴っていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします!!



プロフィール
はる 40歳主婦
    夫(49歳)息子(10歳)娘(8歳)

父 昭和9年8月生まれの73歳
   子供は、長男(42歳)次男(41歳)長女(私・40歳)次女(34歳)
   現在は母(69歳)と二人暮らし


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