今日より明日へ

平成20年7月、肺ガンと宣告された父(74歳)。

平成20年10月25日、永眠しました。。。

『おもしろかったわたしのじいちゃん』

2009年02月09日 | その他
 わたしのじいちゃんは、おもしろいじいちゃんです。
ときどき「そんなのかんけえねぇそんなのかんけえねぇはい、オッパッピー」や「グーグー」と、親指を立てて、わたしたちをわらわせています。それに、てさきが、きようで、こわれたいすや、じてん車を、なおしてくれます。そのおもしろかったじいちゃんは、もうこの世にはいません。
 七月一日びょういんで、はいがんだとわかりました。八月八日には、ほっさをおこして、にゅういんしました。じいちゃんは、びょういんで、ほっさをおこして、くるしんでいました。わたしたちはただ「がんばれ。」としか、言うことができませんでした。じいちゃんは、何も食べることができず、てんてきをうつだけでした。だから、みるみるうちに、やせていきました。
 わたしは、「じいちゃんがわたしだったら、くるしいだろうなぁ。」と思いました。
 わたしが、お見まいに行って、あくしゅしたら、ガンなのに力をふりしぼってわたしたちの手を、にぎってくれました。
 ガンでも、わたしたちを、わらわせてくれました。じいちゃんは、タバコが大すきです。だから、ときどき「タバコ・・・」と言ったから「だめだよ。」と、言ったら、外に出れないのに、「外に出てすえばいい。」と言いました。おもしろかったです。
 わたしが、「じいちゃん。」と元気に言ったら、じいちゃんも元気に「はぁい。」と、元気に言ってくれました。うれしかったけど、しんぱいさせないように、わざと元気に言ってるんだなぁと思いました。
 お母さんとおばあちゃんが、かんびょうしているから、ほっとしました。
 でも、十月二十五日じいちゃんは、ひどいほっさをおこして、いきがきゅうにとまったので、死んだかと思ったけどかんごしが、きかいを、もってきてしんぞうが、動いているか、調べてくれました。見てみたら、しんぞうがまだ、動いているので、ほっとしました。でも、そのほっとした気持ちが、ずっとつづいたわけでは、なかったのです。じいちゃんはねむるように口も目もきれいにとじて、なくなりました。
 わたしは、じいちゃんが大すきです。いろいろなおせて、おもしろくて、やさしいそんなじいちゃんが大すきです。でももう、この世にはいません。でも、死んだ犬のテリーとジョンと、チロといっしょになかよく楽しくくらしてほしいなぁと思っています。


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作文コンクール 佳作

2009年02月09日 | その他
昨年の11月、子供達が作文コンクールに出品しました。

二人ともじいちゃんの“死”について書いていました。

そのうち娘の作品が、なんと佳作になりました~!

九州管内で行われたコンクールで、応募者322名中、入賞(1~3位)10名、佳作10名だったそうです。

そして、その表彰式が昨日福岡の柳川市で行われました。





賞品はミニバレーボールでした~


ちなみに1位はiPod、2~3位は図書券、佳作はサッカーボールorミニバレーボールでした。



次の日記で、娘の作品を原文のまま紹介します

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