かぶけんの情報

日々の ・・

10/4(月) 円高と先物への仕掛け的な売りで下げる

2010年10月04日 08時31分15秒 | Weblog
    ☆.。.:*・.。.:☆.。.:*・.。.:☆.。.:*・.。.:☆.。.:*・.。.:☆.。.:*・.。.:☆
 NY株式市場は米中の経済指標の改善を好感して反発。

NY市場                    + 41.63ドル
CME日経225      9,470円    + 80.00円
NY原油先物         81.58ドル  (+ 1.61)
NY金先物       1,317.80ドル (+  8.20)
半導体株指数        348.06ドル  (- 1.18)
バルチック海運指数 2,452ドル     (+  6.00)
CRB指数         285.69ポイント (- 1.17)
VIX指数           22.50ポイント (- 1.20)   
為替 9:00 (対ドル円)  83.35円(ユーロ円) 114.83円
外資系注文状況: 売り 1,460株、 買い 980万株、 差し引き 480万株の売り越し

日経                  9,404.23円
 始値   +  7.60円    9,411.83円
 高値   +104.13円    9,508.36円  10:50
 安値   - 45.41円    9,358.82円  14:48
 終値   - 23.17円    9,381.06円   上髭短陰線

 米国株高を手掛かりに、寄付きから9,400円を上回ったが、値幅は限定的。あすに日銀金融政策決定会合の結果公表を控えて様子見気分が強く、序盤は前週末終値を挟んでもみ合いとなった。膠着感が強かった円相場が、対主要通貨で下げ基調を強めると、輸出関連株を中心に買い戻しが入り、一時100円超高の9,500円台を付ける場面もあった。信用期日の接近、配当取りの終了で現物の市場参加者が減少しており、先物主導の動きが目立つ。ヘッジファンドのやりたい放題になっている。現物市場に参加者を集めるには、5兆円規模の補正予算で、政府の認識をはっきりさせることだ。あすは日銀の金融政策決定会合の結果が公表されるが、市場では期待感も大きくない。新型オペの拡充程度ではないか。それでもスピーディーな円高に対して介入していくとのアピールができれば良い。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、20件で金額は128.11億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で小幅売り超し。
 円の下落が一服し、先物に断続的な売りが観測されて売りが優勢となった。円が下げ渋って、債先買い・株先売りの動きが強まった。センチメントは悪くない。ただ、一目均衡表の『雲』を抜け切れていないことが表しているように、強気になりきれていないようだ。何かしらの材料が必要になる。また、メガバンク3行がそろって年初来安値を更新するなど弱さが目立ち、銀行株が相場の重しにもなった。自己資本規制強化の流れから売りが加速しているが、下値メドが分からなくなっており、投げ売りや見切り売りも出ている。
 市場では「一部ファンド勢の仕掛け的な先物売買で振れている。みずほFG:8411など銀行株が後場一段安となっていることも警戒感につながっている」(大手証券エクイティ部)との声が出ている。
 

                   【今日の格言】
       .。・+゜゜+・。☆ ~『一徹張りは貧乏神』~☆。・+゜゜+・。.

 相場は生き物であり変化するのは当然のこと。柔軟な思考を持って接しなければ勝ち目はありません。常に強気・常に弱気というのは考えものです。


コメントを投稿