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9/30(木) アイルランド金融不安で売り加速

2010年09月30日 08時14分00秒 | Weblog
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 NY株式市場は指数は限定的で四半期末を控え小幅反落。

NY市場                    - 22.86ドル
CME日経225      9,560円    ±  0.00円
NY原油先物         77.86ドル  (+ 1.68)
NY金先物       1,310.30ドル (+  2.00)
半導体株指数        351.89ドル (+ 2.33)
バルチック海運指数 2,468ドル     (- 36.00)
CRB指数         285.93ポイント (+ 1.58)
VIX指数           23.25ポイント (+ 0.65)   
為替 9:00 (対ドル円)  83.77円(ユーロ円) 114.13円
外資系注文状況: 売り 1,630株、 買い 2,200万株、 差し引き 570万株の買い越し

日経                  9,495.76円
 始値   -  4.55円    9,554.83円
 高値   +  7.46円    9,566.84円   9:07
 安値     終   値
 終値   -190.03円    9,369.35円   中陰線安値引け

 米国株安や寄り付き前に発表された8月鉱工業生産が市場予想を大幅に下回ったものの、影響は限定的で小安く寄り付いた。円がやや上昇基調を強めると下値を模索し、全業種が下げに転じたが、下値は限られた。寄り付き前の8月鉱工業生産が予想に反してマイナスとなったために、追加の金融緩和期待が高まって、朝方はプラス圏へ浮上する場面もあった。寄り付き前発表の8月鉱工業生産は良くなかったが、ショッキングというほどでもない。むしろ、前日の日銀短観の内容も含めて、追加金融緩和への期待が高まった。ただ、実際に行われるかどうかは不透明。また、円相場は1ドル=83円台半ばで下げ渋っているが、為替介入への警戒感もあり、円高を主因とした売りでは下値も限られるとみられる。全体的には週明けの日銀金融政策決定会合まで方向感の乏しい展開は続くだろう。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、17件で金額は365.04億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で小幅買い超し。
 アイルランド中銀がアングロ・アイリッシュの資本再編に340億ユーロ必要との見方を示したと伝えられ、欧州金融不安が再燃した。ユーロが対主要通貨で下落すると、日経平均も売りが加速した。為替の影響で輸出株も売りは加速したが、全体的にみれば他業種の下げがきつく、輸出株が相場を押し下げた業種の筆頭ではない。バーゼル3でリスク資産の計算式が厳格化されるのではないかとの見方も浮上したため、金融株が重しになったようだ。なお、きょうは午後7時ごろに9月の為替介入実績が発表される。市場では2兆円程度とみられているが、仮にこれを上回る規模になると、限りある資金のなかで予想を超える規模の介入をしながら、足元で1ドル=85円台すら維持できていないというのは明らかにネガティブだ。

◎第2四半期の米企業利益確報値は+3.9%=商務省(予想 55.5、実績60.4)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT874642620100930

◎第2四半期の米GDP確報値、前期比年率+1.7%=商務省(予想 +1.6%)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT874629620100930

◎米新規失業保険申請件数は45.3万件、前週は46.9万件=労働省(予想 46.0万件)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT874629820100930

                   【今日の格言】
.。・+゜゜+・。☆ ~『大暴落は相場を若返らせる妙薬である』~☆。・+゜゜+・。.

 暴落があれば、それまで高すぎて手を出せなかった銘柄が、安い値段で買えるようになる。それまで出遅れていた投資家にも出番がやってくる。そういう意味では、大暴落にもそれなりの効用がある。



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