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6/16(水) 高値圏 買い戻しで1万円回復

2010年06月16日 07時22分23秒 | Weblog
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 NY株式市場はリスク指向の動きが戻りダウが大幅反発。

NY市場                    +213.88ドル
CME日経225     10,080円     +240.00円
NY原油先物         76.94ドル  (+ 1.82)
NY金先物       1,234.40ドル  (+19.50)
半導体株指数       371.47ドル    (+ 2.44)
バルチック海運指数 3,020ドル     (- 95.00)
CRB指数        263.50ポイント (+ 3.52)
VIX指数          25.87ポイント (- 2.71)   
為替 9:00 (対ドル円)  91.52円(ユーロ円) 112.73円
外資系注文状況: 売り 1,270株、 買い 1,400万株、 差し引き 130万株の買い越し

日経                 9,887.89円
 始値   +155.21円  10,043.10円
 高値   +221.97円  10,109.86円  12:57
 安値   +145.35円  10,033.24円   9:05
 終値   +179・26円  10,067.15円   GU上髭短陽線

 米国株高と、足元のユーロ上昇を好感し買い先行。前日比150円を超える上昇となり、5月20日以来の1万円大台を回復した。欧州の国債入札が堅調だったことで財政危機への不安が後退したことに加え、米企業活動の回復期待が強まり市場心理が好転。ただ、材料難で積極性は乏しく、買い一巡後は高値圏で動意の乏しい展開となった。1万円から上のレンジ相場で、1カ月ほど下ブレただけといえるため、環境が大きく変わらないようだと、1万円台で値固め。急ピッチの上昇ではあるが、足元では商いが伸び悩んでおり、売り手不在のなかで買い戻しが主体。買っている投資家が多いわけではないため、利益確定売りもそれほど影響はないだろう。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、22件で金額は128.92億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
 終値ベースで5月20日以来、約1カ月ぶりに1万円の大台を回復した。手掛かり材料に乏しいことから高値圏で膠着感を強めた。先物に大口買いが観測されると上げ幅を一時200円超に拡大したが、追随するような動きはみられなかった。踏み上げ相場のような局面になった。二番底を確認できた格好で、底割れはかなり遠のき、投資家心理も改善に向かっている。同じように二番底を確認したNYダウが200日移動平均線を上回っているため、日経平均も次の上値メドは200日線。急激に戻しているので、上値では利益確定売りが出る可能性も高まり、このままの勢いを保てるとは考えにくいが、材料に対して良い面を消化していこうという流れがあり、センチメントは良好だ。
 市場では「1万円の大台を回復したが、先物でのショートカバーが中心で個人投資の動きは目立たない」・「5日線と25日線のゴールデンクロスが視野に入り、短期筋の買い戻しが加速しやすい局面だ。4月以降に先物を大量に売っていた海外勢が本格的な買いに転じるかどうかはもう少し見極めが必要だろう」(準大手証券)との声が出ている。
 
◎5月の米鉱工業生産指数は+1.2%、設備稼働率は74.7%=FRB(予想 生産指数0.9% 設備稼働率74.5%)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT871762520100616

◎5月の米卸売物価指数は前月比‐0.3%、コア指数は+0.2%=労働省(予想 前月比-0.5% コア指数 0.1%)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT871762320100616

◎5月の米住宅着工件数は‐10.0%、許可件数は‐5.9%=商務省(着工件数予想68.4万件と実績59.3万件、許可件数予想62.5万件実績57.4万件)  
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT871762120100616

                  【今日の格言】
   .。・+゜゜+・。☆ ~『需給はあらゆる材料に優先する』~☆。・+゜゜+・。.

 相場を動かす根本の原因はいうまでもなく需給関係にあります。取組・人気・仕手などによって目先的には動くこともありますが、背景にはやはり需給があり、最終的に相場を動かすのも需給に尽きるのです。期近は現在の需給を、期先は将来の需給を映しており、今後の需給動向を予測して相場に臨む事は当然のことであります。


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