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1/31(月) エジプト情勢の混乱受け売り優勢

2011年01月31日 11時54分02秒 | Weblog
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 NY株式市場は、エジプト情勢の緊迫化で投資家心理が悪化し大幅反落。

NY市場                    -166.13ドル
ナスダック                   - 68.39ドル
CME日経225    10,235円     -135.00円
NY原油先物         89.34ドル  (+ 3.70)
NY金先物       1,341.70ドル (+ 23.30)
半導体株指数       438.61.28ドル  (-12.67)
バルチック海運指数 1,137.00ドル (- 49.00
CRB指数         335.44ポイント(+ 4.05)
VIX指数          20.04ポイント (+ 3.89)
為替 9:00(対ドル円)  82.11円(ユーロ円) 111.46円
外資系注文状況: 売り 2,000万株、 買い 1,730万株、 差し引き 270万株の売り越し

日経                 10,360.34円
 始値   -140.36円   10,219.98円
 高値   - 94.38円   10,265.96円  14:25
 安値   -177.77円   10,182.57円   9:23
 終値   -122.42円   10,237.92円   GD短陽線

 米国株安と円高進行で売り先行。エジプトの反政府デモでリスク回避の動きが加速し、一時10,200円を割り込む場面もあった。 ただ、上海総合指数が底堅く推移したため、日経平均も引けにかけてやや下げ渋った。 エジプトの反政府デモの影響は不透明感が強く、きょうの下げが一時的なものか どうかは見極めが必要。ただ、実態的にはあまり関係なく、寄り付き前に発表の 10年12月鉱工業生産(前月比3.1%増)も良好だし、国内企業の決算内容を みても、ここからさらに下値を切っていくとは考えにくい。しかし、日経平均株価は13週移動平均線を下回り、10,200円を割り込んでいる。 チャート的にはあまり良くないため、このまま大台割れの可能性も否定できない。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、34件で金額は471.41億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で小幅買い越し。
 上海総合指数の上昇を反映して下げ幅を縮小する場面もあったが、ドル・円が82円を割り込むなど上値が重かったことから、輸出株を中心に安値圏で停滞した。ドル・円が80円を割り込んだわけでもなく、警戒が必要な水準ではない。エジプトの反政府デモによる情勢がさらに悪化していくようだと、有事のドル買いもあり得るだろう。ただ、全体的にエジプトの反政府デモには反応しきれていない。複雑な事情が入り組んでいるため、先行きが不透明。今後、注目しておきたいのは、原油の需給動向と為替だろう。しかし、企業決算に対する反応は良く、売りにくさがある。エジプトの問題が週内の株価の重しになるだろうが、解決の道筋がみえれば、きょうの下げ分をすぐに取り戻すような動きをみせるだろう。
 市場では「相次ぎ発表される好調な個別企業決算を受け、買い気が高まっている。通期見通しを上方修正した銘柄や、上方修正せずとも第3・四半期累計決算で通期予想を超過している銘柄などに物色が向かっている」・「現物に30銘柄程度のバスケット売りが出たほか、先物にも小口売りが続き戻しきれない状況だ。前週後半から海外勢が買い一辺倒ではなくなっている。新たな材料が出なければ、調整にはやや時間がかかりそうだ」(大手証券)との声が出ている。

                   【今日の格言】
      .。・+゜゜+・。☆ ~『損せぬ人に儲けなし』~☆。・+゜゜+・。.

 リスクとリターンは常に相関関係にある。大きなリターンを得たいと思えばそれに見合ったリスクを取らなければならない。リスクを冒さずリターンだけ得ようと思うのは虫が良すぎる。
 果敢にリスクを取りにいけば、時には失敗して損害を受けることもある。しかし、それを極度に恐れていては何も出来ないと言うこと。「座っていて転んだ人はいない」という言葉と似ています。


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