９/２７（木） 上海総合指数ＳＳＥＣが急伸

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　ＮＹ市場は、欧州の債務危機めぐる懸念再燃で続落。

ＮＹ市場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　－　４４．０４ドル
ナスダック　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　－　２４．０２ドル
ＣＭＥ日経２２５ 　　　　８，８６５．００円　　　－　５５．００円
ＮＹ原油先物　　　　　 　　　８９．９８ドル　　　（－　１．３９）
ＮＹ金先物　　　　　　　１，７５３．６０ドル　　（－　１２．８０）
半導体株指数　　　　　　　３７６．９７ドル　　　（－　２，４１）
バルチック海運指数　　　７５２．００ドル　　　（－　１１．００）
ＣＲＢ指数　　　　　　　　　３０３．７４ポイント　（－　２．９７）
米国１０年債利回り　　　　　１．６１％　　　　 （－ ０．０５）
ＶＩＸ指数　　　　　　　　　　　１６．８１ポイント　（＋　１．３８）
為替　９：００（対ドル円）　　７７．６８円　（ユーロ円)　　１００．０７円
外資系注文状況：　売り　１，２６０万株、　買い　１，５３０株、　差し引き　２７０万株の買い越し

日経　　　　　　　　 　　　　　　 　８，９０６．７０円
　始値　　　－　５０．３９円　　　８，８５６．３１円
　高値　　　＋　４６．７１円　　　８，９５９．２５円　　１４：４３
　安値　　　－　６２．６４円　　　８，８４４．０６円　　　９：１１
　終値　　　＋　４３．１７円　　　８，９４９．８７円　　　小陽線

　米株安や円高懸念を背景に売り先行。下値サポートとして注目された７５日移動平均線を割り込んだところで、自律反発狙いの買いに支えられてプラス圏へ浮上した。ギリシャとスペインで反緊縮デモが発生し、欧州債務危機をめぐる懸念が再燃しているほか、中国に対する根強い警戒感がある。
　昼の立ち会い外バスケット取引は、１８件で金額は３１６．９０億円、リバランス（資産配分調整）・ＥＦＰ（先物と現物との交換取引）中心で売り買い均衡。
　小安い水準で方向感の定まらない展開が続いたが、上海総合指数が急上昇すると、東京市場でも買いが加速し、先物主導で一段高となった。中国が国慶節の連休前に追加の景気刺激策を発表するのではないかとの思惑が膨らみ、上海総合指数の上げ幅は一時３％超まで拡大した。
　市場では「前日の下げもあり、割安感を意識した自律反発の動きが一部で出ているようだ。ただ、世界的な景気減速期間の長期化が見込まれるほか、スペインなど欧州問題の先行きも見通しづらいため、戻りも限定されている」・「欧州での反緊縮デモや中国問題など外部要因を理由に利益確定売りやポジション調整売りが出ている。いずれも長期化しそうな問題ではあるが、最悪期は脱している。１０月初旬まで調整が続き、その後は米景気回復期待などで切り返すとみている」・「中国株の上げ幅拡大をきっかけに先物に買いが入ったほか、現物にも幅広い銘柄にバスケット買いが入った。９月中間期の配当権利取得分の再投資や月末ドレッシング期待もあるようだ」との声が出ている。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【今日の格言】
　　 　　　．。・+゜゜+・。☆ ～『損玉を決断早く見切ること、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これ相場の神仙と知れ』～☆。・+゜゜+・。．

　神仙とは神通力のある仙人のこと。損切りの決断は、ある意味、相場の神の仕事とされています。いつまでもくよくよしていても始まりません。