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6/23(火) 戻り鈍く安値圏での推移

2009年06月23日 08時45分50秒 | Weblog
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 NY株式市場は、早期の景気回復期待が大きく後退し大幅安。

NY市場                     -200.72ドル
CME日経225    9,665円       -165.00円
NY原油先物        66.93ドル   (- 2.62)
NY金先物        921.00ドル    (-15.20)
半導体株指数      254.60ドル    (- 9.87)
バルチック海運指数 4,029ドル     (-41.00)
CRB指数         246.07ポイント (- 6.72)
VIX指数           31.17ポイント (+ 3.18) 
為替 9:00 (対ドル円)  95.45円  (対ユーロ円) 132.13円
外資系注文状況: 売り2,540株、 買い1,220万株、差し引き1,340万株の売りい越し

日経                9,828.02円   
 始値   -132.26円   9,695.76円
 高値   -115.93円   9,712.09円   9:05   
 安値   -316.57円   9,511.45円  10:55
 終値   -276.66円   9,549.61円   下髭中陰線
 
 米国市場が大幅下落したことで売り先行。世界銀行による09年の経済成長見通しの下方修正を背景にした22日の米国株安と、足元の円高を嫌気し、市況関連株を中心に売りが先行した。日経平均は下げ幅を一時314円に拡大し、フシ目の9,500円に接近した。6月はヘッジファンドの決算時期。リスク許容度の見直しで、リスクを取れないところが先物で慌てて手じまい売りを加速させたのだろう。世界銀行の経済成長率予想の下方修正がきょうの売りのきっかけであることは間違いないが、世銀の発表は、企業業績や景気がこれ以上に悪化するという話ではないため、今晩の米国が持ち直す可能性は十分ある。一時的に9,500円を割り込んだとしても、それ以上の下げは売り方にとっても恐怖だろう。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、35件で金額は652.04億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
 終値ベースでの9,600円割れは5月29日以来、約3週間ぶり。ハンセン指数などアジア株安やドル安・円高を背景に安値圏で停滞。9,500円前後では押し目買い意欲もみられたが、戻りの鈍い展開となった。100円は余分に下げた印象だけに、後場は戻りが鈍かった。米国で市況が急落したため、関連株が足を引っ張ってしまった。低位株への物色がみられる点は評価できるが、あす以降、9,500円を割り込むと調整が長引くとの見方も強まり、1万円の回復は遠のくだろう。今晩はFOMC(米連邦公開市場委員会)が懸念されるものの、米国株の自律反発を期待したい。
 市場では「9500円が心理的なフシ目として意識され、下値では個人投資家などの押し目買いも入っているようだ。ただ、円高が更に進むなどすれば、一時的に9500円を割り込む場面もあるのではないか」・「9500円は割らせたくない向きがいるようだ。安値圏だがこう着状態になっている。GLOBEX(シカゴの24時間金融先物取引システム)で米株先物(S&Pは<0#SP:>)がわずかながらプラスになっていることも売り込みにくい要因だ」(準大手証券トレーダー)との声が出ている。




                    【今日の格言】
        .。・+゜゜+・。☆ ~『仕掛けは処女のごとく、
                   手仕舞いは脱兎の如し』~☆。・+゜゜+・。.

 「仕掛けは猫が鼠を捕らえる如くなるべし」とか、「仕掛けは恐る恐るしかも大胆に」といった格言もあるように、相場に慎重にのぞむことの大切さを教える格言がたくさんあります。ただ、今日の格言では仕掛けを「処女」、手仕舞いを「脱兎」にたとえているところがユニークです。十台の乙女が恥じらいつつ慎重になにかを始めるように、慎重すぎるほど慎重に出動しなさい。一目散に逃げるウサギのように、危険を感じたら素早く手じまいなさい。今日の格言はこう教えています。しかし、今のティーンエイジの女の子たちを見ていると、慎重という言葉からはほど遠く、怖さを知らない危うさが目につきます。





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