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6/30(水) GLOBEX堅調でも上値重く安値揉み合い

2010年06月30日 07時36分22秒 | Weblog
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NY株式市場は中国の成長鈍化や欧州の財政悪化に対する懸念が強まり大幅続落。

NY市場                    -268.22ドル
CME日経225      9,705円     -175.00円
NY原油先物         75.94ドル   (- 2.31)
NY金先物       1,242.40ドル (+  3.80)
半導体株指数        337.67ドル   (-16.44)
バルチック海運指数 2,447ドル     (- 35.00)
CRB指数         256.27ポイント (- 7.26)
VIX指数          34.13ポイント (+ 5.13)   
為替 9:00 (対ドル円)  88.60円(ユーロ円) 107.88円
外資系注文状況: 売り 3,270株、 買い 1,700万株、 差し引き 1,570万株の売り越し

日経                  9,570.67円
 始値   -174.22円    9,396.45円
 高値   -150.53円    9,420.14円  13:12
 安値   -223.60円    9,347.07円  10:23
 終値   -188.03円    9,382.64円   GDほぼクロス

 米国株安と足元の円高基調を嫌気して、広範囲に売り先行。世界的な景気回復の減速懸念から、リスク回避の動きが加速し、一時223円安を付けた。取引時間中の年初来安値を9,347.07円に切り下げたが、上海総合指数の寄り付きが小幅安にとどまったため、売り一巡後は安値圏で揉み合いとなった。9,300円台で2度ほど跳ね返っているため、この水準を維持できるか否かがポイント。7月2日発表の米6月雇用統計の前哨戦として、6月のADP雇用リポートが今晩に控え、シカゴPMIも1日のISM製造業景気指数を読み解くうえで注目度が高い。悪い数字が出てくれば米国株の急落とともに日本株も下値を探る展開が予想されるが、国債利回りが1%に対し、日経平均の9,300円水準は配当利回りが2%。売られ過ぎであり、長く留まるような水準ではない。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、24件で金額は202.42億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で、やや買い越し。
 6月9日に付けた終値ベースの年初来安値9,439.13円を下回った。9,400円割れは09年11月30日以来。今晩の6月ADP雇用リポートの発表などを控えて様子見気分が強く、安値圏で停滞した。アジア株の下げが限定的だったことから、下げ渋る場面がみられたものの、戻りは限られた。打診的な買いに下げ渋る場面はあったが、いまは悪材料を探しているような相場。前日の米国では、コンファレンス・ボードが中国の景気見通しを下方修正したとして悪材料視されたが、これはさほど重要な指標ではない。円高に対する水準訂正による面も大きいが、いまの地合いでは、米6月の雇用統計も予想を大きく上回らないようなら本格的な戻りを期待させるほどの材料にはならないだろう。
 市場では「7月は米国企業の4─6月期決算発表が始まる。1─3月期と比べて鈍化するという観測もあり、不透明感が強まっている」・「アジア株が下げ渋っていることや、GLOBEX(シカゴの24時間先物取引システム)の米株先物が堅調なことで売り込みにくくなっているが、底入れ感が出たわけではない。大引けにかけて6月末のドレッシング的な買いが入っても上値余地は限られそうだ」(準大手証券トレーダー)との声が出ている。

◎6月のシカゴ地区購買部協会景気指数は59.1、前月は59.7(予想 59.0)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT868162020100630

◎6月米ADP民間雇用者数は前月比1.3万人増、予想大幅に下回る(予想 6.0万人)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT868169620100630

                    【今日の格言】
    .。・+゜゜+・。☆ ~『買うべし、売るべし、休むべし』~☆。・+゜゜+・。.

 相対取引が中心だった昔は、手数料が高かったため、頻繁に売買すると、手数料がかさみ、結局は儲かりませんでした。もみ合い相場のように、相場の方向性が見極められない時は休んで、方向性がはっきりするまで休むことも大切です。


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