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9/2(金) 米8月雇用統計の発表前にポジション整理

2011年09月02日 08時29分58秒 | Weblog
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 NY株式市場は、不正処理問題で金融株の売りが加速し、5日ぶりに反落。

NY市場                     -119.96ドル
ナスダック                   - 33.42ドル
CME日経225     9,005.00円  - 55.00円
NY原油先物         88.93ドル  (+ 0.12)
NY金先物       1,829.10ドル (-  2.60)
半導体株指数      349.85ドル   (- 5.94)
バルチック海運指数 1,682.00ドル  (+ 63.00)
CRB指数         340.65ポイント(- 1.92)
VIX指数           31.82ポイント(+ 0.20)
為替 9:00(対ドル円)  76.89円 (ユーロ円) 109.73円
外資系注文状況: 1,140万株、 買い 840万株、 差し 300万株の売り越し

日経                  9,060.80円
 始値   - 80.24円    8,980.56円
 高値   - 46.53円    9,014.27円   9:34
 安値   -146.15円    8,913.65円  12:38
 終値   -110.06円    8,950.74円   短陰線

 米雇用統計への警戒感から米国市場が下落しており、これを受けて売り先行。一巡後に9,000円台まで下げ渋ったものの、戻りは限定的で、安値圏へ押し返された。取引時間中に野田新内閣の閣僚人事が伝わったが、市場の反応は薄かった。基本的には米8月雇用統計の発表待ち。来週はオバマ米大統領が雇用対策について演説するが、財政的に考えて米政府に大きな期待はできない。悪い内容になれば、2日の時点でしっかり悪材料として消化されるだろう。なお、野田新内閣の閣僚人事が伝わったが、マーケットへの影響も、増税はマイナスだが、円高対策への期待でプラス。全体的にみても、わざわざ織り込みにいくような人事ではない。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、21件で金額は270.10億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で差し引き小幅買い越し。
 米8月雇用統計の発表を前にしたポジション整理に終始し、さえない展開が続いた。アジア株や、ユーロ・円の下落を背景に、輸出関連株への売りが加速。140円超安を付ける場面もあった。売り一巡後に下げ幅を縮小したが、戻りは限られた。ドル・円が77円台に乗せそうで乗せられないため、売りが加速したようだが、米国のイベントを前にしたポジション調整がほとんどで、あまり中身のある相場ではなかった。国内主体で動くことはほとんどないが、閣僚人事についてはどちらかというと失望面が強い。基本は官僚をうまく使う能力が長けていれば入閣した方々の実力は問題はない。
 市場では「アジア株などの下落が心理的に押し下げている。今晩に米雇用統計を控えて買いが入りづらい」・「週末要因に加え、5日の米株市場がレーバーデーの祝日で休場となることもあり、ポジション調整売りが優勢になっている。今晩発表の8月米雇用統計が厳しい内容になるとの見方もあり見送りムードが強い」(大手証券)という。
 
                  【今日の格言】
   .。・+゜゜+・。☆ ~『ブルもベアも儲けることは可能だが、
                 ホッグは決して儲けない』~☆。・+゜゜+・。.

 欧米では、強気はブル(雄牛)、弱気はベア(熊)と喩えられます。せっかちに動き回り、小手先の投資をしたり、深追いすることをホッグ(豚)と言い、一分の得にもならない様子を表しています。


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