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4/16(月) 米株安と円高警戒感で大幅安

2012年04月16日 08時01分47秒 | Weblog
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 NY市場は、市場予想を下回る中国国内総生産(GDP)統計を受け、急反落。

NY市場                     -136.99ドル
ナスダック                    - 44.22ドル
CME日経225     9,545.00円   - 95.00円
NY原油先物        102.83ドル   (- 0.81)
NY金先物       1,660.20ドル  (- 20.40)
半導体株指数       416.43ドル   (- 7.73)
バルチック海運指数   960.00ドル   (± 00.00)
CRB指数         302.85ポイント (- 2.76)
VIX指数           19.55ポイント (+ 2.35)
為替 9:00(対ドル円)  80.91円 (ユーロ円)  105.55円
外資系注文状況: 売り 1,190株、 買い 1,690株、 差し引き 500万株の買い越し

日経                 9,637.99円
 始値   -115.29円   9,522.70円
 高値   -105.08円   9,532.91円   9:01
 安値   -173.50円   9,464.49円  14:49
 終値   -167.35円   9,470.64円   小陰線

 米国株安や中国経済の減速などが重しとなり、売り先行。ユーロ圏ソブリン債をめぐる懸念が再燃していることも重しとなり、金融や不動産、輸出などの主力株中心に幅広く売られている。短期資金中心で売りが先行した後は、9,500円前後の揉み合い商状となり、前場終了間際にはTOPIX-1%の攻防となった。米企業決算の本格化を控えて様子見姿勢が強く、日銀追加金融緩和の催促相場となってきた。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、14件で金額は68.50億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買い均衡。
 円高進行を嫌気した売りが継続し、日経平均は下値を探る展開となった。手掛かり材料難のなか、膠着感を強めていたところ、ユーロ・円が105円を割り込むなど円が対主要通貨で上昇。日経平均は先物主導で下げ足を速め、一段安となった。欧州では19日にスペイン国債の入札を控えるが、米国では企業決算の発表が本格化する。インテルの決算は相場の転換期になることが多い。市場予想が高くないため、ハードルを上回りやすく、国債入札が無難に通過すれば、切り返しの動きも期待される。
 市場では「国内に買い上がる材料がなく、様子見ムードが強まっている。物色されているのは低位株ばかりであり、株価を上昇させるようなエネルギーはない」・「欧州債務懸念を背景とするユーロ安で輸出株や金融株が売られている。中国景気減速懸念や米景気回復の鈍化など複数の不安材料を抱え、市場のエネルギーは低下している」(大手証券)との声が出ている。
 日銀のETF買い観測について、「下げ幅が0.99%では動かず、1%を超えれば動くというのであれば市場に手の内がわかってしまう。(こうしたオペレーションは)市場にわからないように実施するものだ」(邦人トレーダー)との声が出ている。

                   【今日の格言】
      .。・+゜゜+・。☆ ~『悪貨は良貨を駆逐する』~☆。・+゜゜+・。.

 「質の悪い貨幣が流通すると、質の良い貨幣が退蔵されてしまい、悪化だけが市場に流通する」とは、イギリスの財政家、トマス・グレシャムの言葉。投資家の多くは、買った相場が下っても持ち続けてしまう傾向があることから、結果、損ばかりを抱え込むことになりがちです。このような状況に陥る前に、思い切って手仕舞いすることが重要です。