３/２８（水） 配当落ち分を考慮すると実質小幅高

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　ＮＹ市場は、高値付近からの利益確定売りで３日ぶりの反落。

ＮＹ市場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　－　４３．９０ル
ナスダック　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　－　　２．２２ドル
ＣＭＥ日経２２５ 　　　１０，１５０．００円　　　－　３０．００円
ＮＹ原油先物　　　　　 　　１０７．３３ドル　　　（＋　０．３０)
ＮＹ金先物　　　　　　　１，６８４．９０ドル　　（－　　０．７０)
半導体株指数　　　　　　　４４１．６０ドル　　　（－　０．２８）
バルチック海運指数　　　９１７．００ドル　 　（＋　　５．００）
ＣＲＢ指数　　　　　　　　　４３ント　（＋　０．４２）
ＶＩＸ指数　　　　　　　　　　　１５．５９ポイント　　（＋　１．３３)
為替　９：００（対ドル円）　　８３．０７円　（ユーロ円)　　１１０．７５円
外資系注文状況：　売り　１，４２０株、　買い　１，６６０株、　差し引き　２４０万株の買い越し

日経　　　　　　　　 　　　　　　 　１０，２５５．１５円
　始値　　　－１０１．６４円　　　１０，１５３．１５円
　高値　　　－　５７．３５円　　　１０，１９７．８０円　　１３：３０
　安値　　　－１３０．８７円　　　１０，１２４．２８円　　１２：４８
　終値　　　－　７２．５８円　　　１０，１８２．５７円　　　短陽線

　米株市場の反落を嫌気したほか、前日の大幅高の反動により売り先行。日経平均の配当落ち分は８６円程度と推計されている。流動性相場の持続に安心感があり先高期待が強く、海外勢の買いが継続しているほか、配当落ち分の先物買い需要なども発生しているようだ。
　昼の立ち会い外バスケット取引は、２４件で金額は５９６．６９億円、リバランス（資産配分調整）・ＥＦＰ（先物と現物との交換取引）中心で売り買い均衡。
　アジア株の下げを背景に、後場寄り直後は下げ幅を拡大。その後は先物への断続的な買いを支えに前場の高値を抜いたが、材料難で買いは続かなかった。きょうから実質新年度相場になったが、海外勢は決算までこれまでと変わらないだろうし、国内勢も年金が動き出すのは月の半ば以降。週内の残り２日間は週末、月末、期末を前にしたドレッシング買い期待が膨らむが、上値を切り上げるようだと、週明けは逆に一服感を強める可能性が高まってくる。
　市場では「前日の大幅上昇に対して底堅い動きが続いている。年金などによる配当金の再投資に伴う先物買いが年度末にかけて続くとみられており、期待感が根強い」・「上値を買う材料が乏しい。余剰資金は潤沢だが、業績相場への移行にはまだ時間がかかる。３月期決算を見極めるまでは高値圏でのレンジ相場だろう」との声が出ている。
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【今日の格言】
　　　　　　 ．。・+゜゜+・。☆ ～『上がるものは下がる』～☆。・+゜゜+・。．

　相場は天井知らずにいつまでも上がり続けるものではなく、必ずいつかは下がるもの。相場を仕掛ける時は、天井を見極めて、事前に目標設定しておくことが大切です。