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8/8(水) 戻り売りなど上値の重さ意識

2012年08月08日 07時55分03秒 | Weblog
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 NY市場は、欧州債務危機の封じ込めに向け対策に、ECBへの期待で3日続伸。

NY市場                     + 51.09ドル
ナスダック                    + 25.95ドル
CME日経225     8,880.00円   + 80.00円
NY原油先物         93.67ル   (+ 1.47)
NY金先物       1,612.80ドル  (-  3.40)
半導体株指数       400.06ドル  (+ 7.98)
バルチック海運指数   836.00ドル  (-  7.00)
CRB指数         303.87ポイント (+ 2.12)
VIX指数           15.99ポイント (+ 0.04)
為替 9:00(対ドル円)  78.60 (ユーロ円)  97.36円
外資系注文状況: 売り 1,940万株、 買い 2,340株、 差し引き 400万株の買い越し

日経                 8,803.31円
 始値   + 86.07円   8,889.38円
 高値   +159.64円   8,962.95円  11:22
 安値   + 48.28円   8,851.59円  13:54
 終値   + 77.85円   8,881.16円   短陰線(クロス)

 欧米株高、円安進展など外部環境の好転で買い先行。直近で売り込まれていた銘柄への買い戻しに拍車がかかり、日経平均は8,900円台半ばまで上昇した。ただ75日移動平均線(8,816.68円=7日)を上抜いたが、200日移動平均線(8,954.77円=7日)に上値を押さえられる格好となった。欧米日とも業績下振れが目立つなか、欧米当局による政策期待が支えとなっている。ただ欧州中央銀行(ECB)による国債買い取りについて、規模と方法によっては失望感が出る可能性があるほか、米国での追加緩和も景況感がそこまで悪化しなければ9月実施が見送られる可能性もあり、再度売り浴びせる為の買戻しかもしれない。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、22件で金額は169.60億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買い均衡。
 上値の重さが嫌気されて上げ幅を縮小した。金融株が売られ、TOPIXがマイナスに転じる場面があったが新たな材料は見当たらなかった。下値では拾う動きもみられ、終値では75日線(8,807.24円)を上回って引けた。あすは日銀金融政策決定会合の結果が公表される。最近の株価の動きは2月上旬に似ており、このときは日銀の金融緩和策がポジティブサプライズになって、日経平均は上値を追った。今回の会合で追加の金融緩和策が提示されるとは思えない。
 市場では「政府高官の発言などで、欧州債務不安への警戒感が和らいでいるうえ、米国の追加緩和期待があり、世界景気の減速懸念も後退しつつあるとみている。商いも前場で5000億円を超えるなど、市場エネルギーもやや戻りつつある。9─10日に中国が発表する経済指標について、不安視する声もあるが、内容によっては景気刺激策や追加緩和への期待も強まるとの見方もあり、いずれにしても日本株の下値は底堅くなるのではないか」・「前場で上げ過ぎた反動が出ているようだ。日経平均8900円水準では戻り売り圧力が強まるうえ、個人投資家からの利益確定売りも目立つ。買い戻し余力はまだあるとみられるものの、徐々に上値の重さが意識され始めている」との声が出ていた。

                   【今日の格言】
     .。・+゜゜+・。☆ ~『市場が不意のショックを受けた場合に、
                 下落の度いよいよ大ならば、
                  回復もまた速やかなり』~☆。・+゜゜+・。.


 相場は需給が優先するため、意外な要素で急落した場合は、その立ち直りも早いとされます。