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7/12(月) 今晩の米株市場見極めで模様眺め

2010年07月12日 07時57分07秒 | Weblog
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 NY株式市場は12日から本格化する決算発表への期待で4日続伸。

NY市場                    + 59.04ドル
CME日経225      9,640円     + 60.00円
NY原油先物         76.09ドル   (+ 0.65)
NY金先物       1,209.80ドル (+ 13.70)
半導体株指数        351.36ドル   (+ 3.74)
バルチック海運指数 1,902ドル     (- 38.00)
CRB指数         260.62ポイント (+ 1.11)
VIX指数          24.98ポイント (- 0.73)   
為替 9:00 (対ドル円)  88.85円(ユーロ円) 112.29円
外資系注文状況: 売り 1,040株、 買い 1,100万株、 差し引き 60万株の買い越し

日経                  9,585.32円
 始値   - 44.85円    9,540.47円
 高値   + 47.57円    9,632.89円  10:26
 安値   - 51.76円    9,533.56円  14:42
 終値   - 37.21円    9,548.11円   陰の塔婆

 参院選の民主党敗北により先行きに対する不透明感の高まりを警戒する向きもあり売り優勢。円安進行を背景に下げ渋り、先物にまとまった買いが観測されるとプラス圏に浮上。一時9,600円台を回復し、上げ幅も50円近くに拡大したが、積極性の乏しさから買い一巡後は伸び悩んだ。参院選の結果は先週までに織り込まれている。民主党の大敗が円安を誘発するとの見方で輸出関連株が買われているように、選挙結果よりも企業業績。市場の目は4-6月期の米企業決算や、国内企業の業績修正に向いている。週内は米企業決算の発表に加え、米国で5月貿易収支、中国で4-6月期のGDP(国内総生産)や、大型IPO(新規上場)を控える。国政よりも諸外国の動きが注目されやすい。先のG20首脳会議でも日本が例外扱いされるなど、政治的な面では、アジアで中国や韓国のほうが注目度は高い。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、11件で金額は100.24億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で、小幅売り優勢。
 米企業の決算発表の本格化を前に積極性は乏しく、薄商いのなか、先物への断続的な売りに押されて下値を模索した。後場寄り直後はジリ高となって前場の高値に接近したが、25日移動平均線に上値を抑えられた。円相場が1ドル=89円台を割り込むなど足元の円安進行も一服感が強まったため、日経平均は売りに傾いた。参院選の結果は朝の売りで織り込んだ。後場からはSQ(特別清算指数)値の9,636.23円で頭を抑えられたために上値の重さが意識されたうえ、円相場も89円台を割り込んだことが重し。心理的な要素で下押したようだ。どの道、今晩から米企業決算の発表が本格化するため、積極性も乏しかった。東京エレクトロンの先行きが市場予想を下回っており、直近では国内の半導体関連に弱気な見通しが目立つ。市場も明晩発表の米インテルに注目が集まっていて、あすの動きも鈍そう。週内は米中で重要な経済指標もあり、きょう抑えられた25日線を上回るのは容易ではない。
 市場では「参議院選挙の結果を受けて国民新党が連立与党から離脱すれば、消費者金融に追い風という思惑もあるようだ」・「ドル高一服となり、先物に小口売りが断続的に出て指数を押し下げている。7月限オプションSQ(特別清算指数)値の9636円23銭と25日移動平均線を抵抗線として意識している投資家も多いようだ」(大手証券)という。
 

                    【今日の格言】
    .。・+゜゜+・。☆ ~『ケイ線は値幅見ずに日柄見よ』~☆。・+゜゜+・。.

 相場はケイ線を見て、上げ幅と下げ幅を比較するのが常だが、相場の転換点がサイクルなら、日柄が大切である。値幅を見ると判断を誤りやすいとの教え。


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