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6/29(水) 先行き回復に期待感

2011年06月29日 08時25分44秒 | Weblog
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 NY株式市場は、ギリシャ議会が緊縮財政策を可決するとの期待を背景に続伸。

NY市場                     +145.13ドル
ナスダック                   + 41.03ドル
CME日経225     9,785.00円  +135.00円
NY原油先物         92.89ドル  (+ 2.28)
NY金先物       1,500.20ドル (+  3.80)
半導体株指数      400.52ドル  (+ 5.25)
バルチック海運指数 1,438.00ドル  (-  4.00)
CRB指数         334.46ポイント(+ 5.71)
VIX指数           19.17ポイント(- 1.39)
為替 9:00(対ドル円)  81.05 (ユーロ円) 116.39円
外資系注文状況: 1,030株、 買い 1,920万株、 差し引き 890万株の買い越し

日経                  9,648.98円
 始値   +118.93円    9,767.91円
 高値     終   値
 安値   + 85.68円    9,734.66円   9:31
 終値   +148.28円    9,797.26円   短陽線高値引け

 ギリシャ債務問題をめぐって、楽観的な見方が強まったことによる欧米市場の上昇の流れを引き継ぎ、買い先行。買い一巡後は追加の手掛かり材料難から伸び悩んだが、高値圏でしっかりした値動きが続いた。外部環境の好転が買いのきっかけになったが、寄り付き前発表の5月鉱工業生産が市場予想をやや上回ったことや、電力株への買い戻しなど国内要因に支えられた。ただ、最近は月末・月初が高い傾向にあるため、需給で動いている面が大きい。今晩のギリシャでは財政緊縮案の採決を控えている。可決の可能性が高いが、すでに織り込み済みでもあり、無事に通過したとしても、相場が大きく変わるようなことは想定しにくい。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、29件で金額は421.00億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買いほぼ均衡。
 今晩のギリシャで控える財政緊縮案の採決を前に様子見ムードが強かったものの、ドレッシング買い観測もあり、引け間際に上げ幅を拡大した。日経平均はレンジの上限にあるが、ギリシャよりも米景気の回復が肝心。チャートの形は良いが、海外株に左右されやすい。週末発表のISM(米サプライマネジメント協会)製造業景気指数や、来週発表の雇用統計を受けて米国株が崩れれば、日本株も下押す可能性が高い。きょうはギリシャで財政緊縮案の採決を控えるが、08年9月に米国では金融安定化法案が大方の予想を裏切って否決された経緯がある。
 市場では「ギリシャの緊縮財政法案が議会で可決され、債務再編リスクが後退するという楽観シナリオを織り込む動きだ。量的緩和第2弾(QE2)終了後に日米金利差が拡大すれば円安に進むとの期待感もある。しかし、ギリシャ問題については潜在的なリスクの先送りに過ぎないとの見方もある。今後の米経済指標が弱ければドル安の懸念も強くなる。9800円以上は戻り売りが無難だろう」・「日経平均のレンジ上限である9800円に近付き、上値では戻り待ちの売りが控えている。一段の上昇には手掛かり材料に加え、売買代金の回復が必須」との声が出ていた。
 
                 【今日の格言】
.。・+゜゜+・。☆ ~『相場の道は極に達するまで不変なり』~☆。・+゜゜+・。.

 相場は思惑通りにいかないものです。特に下げ相場になると人は目先に惑わされて、平常心を失いがちです。極に達するとは、欲を離れて無心になること。この境地に至るまで、一方の道を貫き通すことです。


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