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3/12(月) 円安一服感やアジア株安が重し

2012年03月12日 08時20分56秒 | Weblog
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 NY市場は、米雇用統計が底堅い内容となり続伸。

NY市場                     + 14.08ル
ナスダック                    + 17.92ドル
CME日経225     9,980.00円   +140.00円
NY原油先物        107.40ドル   (+ 0.82)
NY金先物       1,711.50ドル  (+ 12.80)
半導体株指数      422.85ル     (+ 4.50)
バルチック海運指数   824.00ドル    (+ 12.00)
CRB指数         317.61ポイント (+ 1.57)
VIX指数           17.11ポイント (- 0.84)
為替 9:00(対ドル円)  82.35円 (ユーロ円)  108.09円
外資系注文状況: 売り 1,650株、 買い 1,340株、 差し引き310万株の売り越し

日経                  9,929.74円
 始値   + 86.18円   10,015.92 円
 高値   + 91.77円   10,021.51 円   9:00
 安値     終     値
 終値   - 39.88円    9,889.86円   中陰線安値引け

 米国市場が底堅く推移したことに加え、1月の機械受注が市場様相を上回ったことで買い先行。寄り付きで1万円の大台に乗せたが、円が次第に下げ渋り、輸出関連株の上値が重くなると、利益確定売りで上げ幅を縮小。年度末までドル・円が82円台を維持するのは困難との見方と、82円台で来期の増益率20%は織り込み済みとの見方があるが、さらに上値を追うには、円の先安感が必要。今週は日銀金融政策決定会合と、FOMC(米連邦公開市場委員会)がある。FOMCに先手を打たれると、ドル・円を押し下げる材料になる。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、24件で金額は187.00億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で小幅売り超し。
 手掛かり材料難のなか、上値の重さが嫌気されて下げに転じた。日経平均は円の弱含みを支えにプラス圏で底堅く推移したが、2月消費動向調査で3ヶ月ぶりに前回を下回ったことで、先物への断続的な売りに押され、引けにかけて下げ基調を強めた。今週は日銀金融政策決定会合とFOMC(米連邦公開市場委員会)を控えているため、手仕舞いの動きにもなりやすい。
 市場では「円安一服感やアジア株安が(日経平均の)上値の重しとなっているもよう。今後、過熱感などから押し目を形成する場面もあるだろうが、リスクオンの地合いが続き基本的には中期上昇を見込んでいる」・「高値では国内勢の売りが続いており、海外勢の買いで吸収できるかが焦点。ただ、投資家の買い疲れ感も指摘され、日経平均1万円の壁の厚さが意識されている」・「利益確定売りが優勢だが、健全なスピード調整だ。日銀の追加緩和期待や期末の配当取り需要などで下値も堅い」(大手証券)との声が出ていた。

                  【今日の格言】
       .。・+゜゜+・。☆ ~『指し値は取り消すな』~☆。・+゜゜+・。.

 目先の値動きにこだわらず、決めた指値で買いなさいという格言。時価より少し低い値の買い指値で注文を出して見たものの相場が下がって、商いがつきそうになると、もっと安い値で買えるのではないかと思って指し値を下げたり、取り消したりする投資家が多い。このように、目先の値動きにこだわると、株価が反発してチャンスを逃がすこともある。一円でも安い値で買いたいのが、投資家の心理ではあるが、値段を買うのではない、と教えているわけである。また、指値で売り注文を出すとき、時価より少し高めに出し、指値に固執して、売り逃げのチャンスを失するケースがある。