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3/8(木) 円安支援に後場一段高

2012年03月08日 08時10分10秒 | Weblog
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 NY市場は、予想上回る米ADP雇用報告を好感し反発。

NY市場                     + 78.18ドル
ナスダック                    + 25.37ドル
CME日経225     9,650.00円   + 70.00円
NY原油先物        106.16ドル   (+ 1.46)
NY金先物       1,683.90ドル  (+ 11.80)
半導体株指数      412.24ル     (+ 6.29)
バルチック海運指数   798.00ドル    (+ 11.00)
CRB指数         314.24ポイント (- 0.21)
VIX指数           19.07ポイント (- 1.80)
為替 9:00(対ドル円)  81.35円 (ユーロ円)  106.92円
外資系注文状況: 売り 1,580株、 買い 1,030株、 差し引き550万株の売り越し

日経                  9,576.06円
 始値   + 98.88円    9,674.94円
 高値     終    値
 安値   + 83.09円    9,659.15円  10:23
 終値   +192.90円    9,768.96円   上髭小陽線

 欧米国株高に加え、1月の国際収支で過去最大の経常赤字を記録したことで為替相場で円売りが進み、輸出関連銘柄の業績改善を期待し、買い先行。日経平均は一時9700円を回復したが、円売りが一巡すると利益確定売りに押されて伸び悩んだ。米2月雇用統計発表や、SQ(特別清算指数)算出といった重要なイベントを控えているため、商いも比較的薄い。前日に9,500円(先物は9,490円)の心理的な節目を割り込まなかったことで、下値は堅いとの見方から短期筋の買い戻しや押し目買いが入った。ただ、ギリシャ債務削減計画への参加をめぐる民間銀行の回答期限が迫っているほか、あすのメジャーSQ(特別清算指数)算出や米雇用統計を控え上値追いには慎重ムードもある。
 昼の立ち会い外バスケット取引は、20件で金額は530.70億円、リバランス(資産配分調整)・EFP(先物と現物との交換取引)中心で売り買い均衡。
 対主要通貨でのユーロの上昇や、アジア株高で、きょう迎えるギリシャの国債交換参加期限に対する警戒感が和らぎ、日経平均は上げ幅を拡大した。追加の手掛かり材料難で膠着したが、引けにかけて先物に断続的な買いが観測され、上値を切り上げた。ギリシャが強制条項を発動しても、損失が予想を下回るとの見方が出てきたため、前日までの過度な悲観論が後退したようだ。ただ、米2月の雇用統計の発表を控えており、完全にリスクオンになったわけではない。
 市場では「予想以上の経常赤字幅を受けた円安進行で朝方は輸出株を中心に買いが広がったが、円売りが一巡しており、日経平均の上値も徐々に重くなっている。あすのメジャーSQ(特別清算指数)算出については期先へのロールオーバーも順調とみられ、特段懸念していない」・「あすのSQ(特別清算指数)算出を控えてオプション権利行使価格の9750円が意識されているようだ。ただ現物の売買高を伴っておらず、良い上げ方とは言えない。もう少し日柄調整が欲しいところだ」・「日米欧の株価は直近の下げで過熱感が後退している。なかでも日本株は4日間の下落幅201円に対して、その約8割を戻し、エネルギーがある。25日、75日移動平均線もいずれも右肩上がりで、上昇トレンドは崩れていない」(大手証券)との声もある。
 
                   【今日の格言】
     .。・+゜゜+・。☆ ~『株が高いときは最上に見え、
                  安い時は最低に見える』~☆。・+゜゜+・。.

 株価が高くなればなるほど強気一辺倒になって、株ほどよい投資物件はないと思えて、どっと市場に資金が流れてくる。個別の銘柄でも、そうである。人気化して上がれば上がるほど買いたくなるのが一般投資家の心理である。安いときこそ買うチャンスのだが、人気は離散し閑散相場となってしまい、株式投資への関心は簿れる。この格言もまた、含蓄がある。